アメリカでナルナルNPD退治の日々

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人生で一番悲しかった家族旅行

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 2020年7月23日更新

2020年2月3日と2月10日書いた記事を手直ししてまとめました。

今年、 2020年のこのBCVSという学会は来週からオンラインのバーチャルバージョンで始まります。僕は、今年もまた参加します。

もう、一年たったのか。勿論、妻からも、義母からも何の謝罪もありません。

今、冷静になって思えば、この出来事一つでも、多くの人は離婚へ大きく舵を切るでしょうね。

学会参加を兼ねて、僕が準備していた家族旅行計画を全く関係ない理由で前日にドタキャン。妻と義母は二人がかりで、僕が悪いと責め立て、僕に一人で行けと言い張りました。

家族で一緒に行くように準備していたのにも関わらず、結局、僕一人で行きました。

その上で、家族で家にいてくれるならまだしも、妻は、義母、子供達と一緒に僕とは全く別行動で学会のあるBostonに旅行にやって来ました。

どんなに頼んでも、僕と合流してくれることはありませんでした。

同じ町で同じ日時に子供達と楽しんでいる写真を見せしめのように僕に送り続けました。

違う日時に旅行し直す、違う場所に行くなどいくつか選択はあるはずです。

しかし、モラハラ人間は選択肢の中から、一番効果的に相手を攻撃できるものを選びます。

モラハラ妻の常軌を逸した行動の中でも、かなり酷いものの一つです。

 

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旅行計画

2019年の7月28日から8月1日まで、僕の参加するBasic Cardiovascular Science (BCVS)という学会がBostonでありました。

我が家は僕の学会を兼ねて家族旅行に行くことがときどきありました。僕一人分の旅費が研究費から支給されるので、金銭的に少し楽になるのです。アメリカのホテルはだいたいツインですから、家族で一緒に泊まれば宿泊費はすべて浮くという感じです。大学などに所属する研究者の間ではよく行われることです。

モラハラ妻の浪費癖。さらに、妻が学校へ通い始めたことで、経済的にかなり困窮していました。そこで、僕は、今年は、家族旅行はこれだけにしようと提案して、出来るだけ安く上げるための準備にかなり時間をかけました。飛行機を使わず車で行く。食費を安くするために、お弁当を準備するなどです。

 

出発前夜に事件発生

出発前日、子供たちは喜んで荷造りをしていました。

妻は明らかに不機嫌顔で、何の準備もしようとしませんでした。

妻が不機嫌になったのは、宿泊するホテルが学会会場だと分かってからでした。

「じゃあ、あんたのボスや同僚に私が会う可能性があるの?!」

「会うかもね。挨拶くらいはお願いね。」

妻は、自分程の人間が、ただの専業主婦をしていると、僕の上司や同僚に認識されることを「恥」と捉えるようです。

 

僕は、荷造りとお弁当の準備。荷物を車に運ぶ。暑かったのでガレージドアを開けて荷物を運びこんでいました。

僕は、へとへとになり、ガレージドアを閉め忘れて一時間ほど、寝てしまったのです。

これで、すべの終わり。なぜ、ガレージドアを閉め忘れたのか!!と妻が激高。

Bostonへは、行かないと言い出しました。

理由は何でも良かったのしょう。ただのモラハラです。妻は、僕が大事にしているもの、一生懸命準備して来たこと、子ども達が楽しみにしていることをぶち壊すことで支配欲を満たしたかっただけでしょう。

そして、自分の「恥」を晒さないために、何としてでも、僕の計画をぶち壊す必要があったのかもしれません。

 

義母も一緒に

出発の日、何とか妻をなだめようと夕方までがんばりましたが、全くダメでした。義母も妻と一緒になって、お前一人で行けとどなりつけてきました。

長男は、この旅行を楽しみにしていたので、僕と一緒に説得をしてくれましたが全くダメ。妻と義母が行かないのは分かったから、自分と父親(僕)と二人で行かせて欲しいと懇願しました。妻は勝手にしろと長男を突き放しました。しかし、義母はそんなことしたら、妻がもっと怒るから絶対にダメだと全否定。長男も最後には諦めざるを得ませんでした。

一人ぼっちで行くことに

本当に悲しかったですね。荷造りの終わったカバンを車から降ろして、子ども達の着替えなどを抜き取り、また、車へ戻しました。

本来、家族みんな行くはずだった道をたった一人で運転しました。途中何度も、気が変わったら、迎えに戻るからと携帯でメッセージを送りました。

会場について、ちゃんとご家族と一緒に来た同僚を見るとさらに悲しかったです。

何日も準備した家族旅行が台無しになり、その夜はかなり落胆しました。

家族は別行動

次の日、妻からBostonに向かっているとメッセージが届きました。

流石に思い直してくれたのかと思いましたが、全く違いました。

妻、義母、子どもたちは、Bostonまでは来ましたが、僕とは、別の場所へ宿泊し、学会期間中僕とは全くの別行動をとることにしたのです。節約のために僕がものすごい努力をしたことを知っているので、あえて、ふんだんにお金を使っていました。写真やらどこへ行ったといった情報を見せしめのようにメッセージしてきました。

何度も、僕と合流して欲しいと言いましたが、最後まで聞き入れて貰えませんでした。

そして、今後の旅行計画を立てるために、妻たちが行くことが出来なかった観光スポットへ僕一人で見てくるようにと指示してきました。大事に計画した家族旅行をこんな形で台無しにされた僕に、他の家族旅行者が楽しんでいる場所へ一人で行って来いと言える神経が理解できません。

 

悲しい旅行の経緯を話さざるを得ない

家族で旅行を兼ねて学会に行くことを同僚には伝えていたし、家族を連れて来るというのは良くあること。

家族はどうしてる?

同僚や学会で会う知り合いからは、どうしても聞かれました。嘘をつくのも難しいので、正直に話すしかありませんでした。

「一緒に来るつもりで何ヶ月も準備してたんだけどね。最後の最後でヘマしちゃって。荷物やお弁当の準備で疲れてしまって、ガレージドアを閉め忘れだんだ。そしたら、妻と義母が激高して、お前一人で行けってことになった。長男は僕と二人だけでも行きたいってがんばってくれたけど、最後は義母がどうしても許さないって握り潰された。家族みんなで来るはずだった道を何時間も一人で運転して来るは、辛かったよ。道すがら、ガレージを閉め忘れたのは、僕が悪かった。気が変わったらいつでも引き返して迎えに行くからと、妻に何度もメッセージを送ったよ。でも、ダメだった。」

「ガレージドアの閉め忘れなんて、時間をかけて準備した家族旅行をキャンセルするほどのことではないと思う。そもそも、ガレージドアと旅行は関係ないじゃん。」というまともな意見をいう人が多かった。

そう、妻にとって理由なんてどうでも良い。人を傷つけることで、快感を得ているだけだから。

 

翌日に妻が車を運転し家族を連れきた

「家族がこっちに来たんだ」

「良かった。思い直してくれたんだね。」

「違うよ。僕には合流するつもりはないんだって。完全別行動。合流してくれるようにもう少し頼んでみるけど、たぶん、難しいと思う。」

「やることがあまりにも酷すぎないか!?予定していた家族旅行の予定をブチ壊しておいて。家にいてくれるならまだしも、全く同じ場所へやってきて、見せしめのように別行動するなんて。」

考えうる中で最も僕を傷つけることを実行してくる。もう、慣れたつもりだったけど、やはり辛かった。

 

我が家もそうだよ

そんな中、学会で知り合った5-6人で食事中、この話になった。そして、初対面の韓国人研究者が話しかけてきた。

“May I say something to you?” 話していい?

“That is exactly the same with me.” 我が家も全く同じだよ。”Like your garage door, if anything happens, my wife always blames me. She physically and verbally assaults me.” 君のガレージドアと同様、何か起これば、妻は僕を責め立てる。暴力と言葉を使って攻撃してくる。

僕は、自分以外のDVモラハラ被害男性を見つけたのは、これが初めてでした。しかし、学会期間中、「私の兄の妻が全く同じです」と共同研究者の一人から聞いた。こんな短期間で自分を含めて3人もの男のDVモラハラ被害者が見つかるのかと驚きました。

 

モラハラ配偶者はどれくらいいるのか

平成24年の男性側からの離婚原因の3位、約20%が「精神的に虐待する」でした。

離婚率は3割ほどなので、ざっくり20÷3=6-7%。

すべての奥様方の約6-7%がモラハラ妻といったところでしょうか。

また、離婚原因の第一位は「性格が合わない」です。そこにモラハラが少なからず含まれていることは容易に想像できます。

この学会以後、少し意識してモラハラ妻は、僕の回りにどれくらいいるのかを調べています。自分の状況を話してから、直接聞くのです。あなたの奥さんはどうですかと。ほとんどの旦那様方は、「妻から、暴力や暴言を受けることは全くない」と答えます。でも、やはり、僕と同じ悩みを抱えた人もポツポツと見つかります。

僕の調べた感じでは上記の6-7%は、ほぼ正確な数字だと思います。僕と同じ境遇にある人は100人に1人という感じではありません。もっといます。20人に1人以上、でも、10人に1人までは行かないくらいと思います。

モラハラ夫については、モラハラ妻よりは少し割高で存在するようです。女性からの離婚原因の3位、約25%も「精神的に虐待する」です。25÷3=8-9%。アンケートで夫をDVモラハラだと感じたことがあると9%が答えたという記事も見つけました。やはり10人に1人までは行かないくらいでしょうか。

 

最後に

 今回は、ただの日記調の記事です。

こんな酷いことが、それなりに高い確率で起きます。

一年経った今でも、何でこんなことして平気な人間がいるのかと憤りますし、こんなことは誰にも経験して欲しくないと思います。