コロナによる自宅待機の影響でDV増加。我が家のモラハラ妻も荒れています。長男に対して激高し、威嚇のためゴミ箱を蹴り倒しました。ゴミ箱へこんで可哀そう。妻には「怒ると叱るは違うんだよ」って正論を言っておきました。
自宅待機を自分の味方へ
前回はコロナ禍でDV増加の被害者の方へ、この機会を使って自分が異常な状況に置かれていることを認識しましょうと提案しました。
認識の次は行動です。
自宅待機の時間は考え事や調べものには最適です。
DVモラハラ加害者からの監視や束縛が厳しくパソコンにもスマホにも向かうことができな人は、ただひたすら、自分の置かれた状態が異常だと認識するために時間を使うのが良いと思います。
次の行動を起こすパワーをふつふつと貯めて下さい。コロナはいつか収束します。
自宅待機を考える時間に使う
1) DVモラハラ加害者と別れるか別れないか。
現在、DVモラハラ加害者と今後も一緒にやっていくかどうかを考えているなら、我が家のモラハラ妻の変遷を見てきた僕から、一つだけ伝えたいことがあります。
DVモラハラは加齢に伴って悪化します。
20代、30代の方は注意して下さい。
40歳を過ぎたあたりから苛烈になります。
僕の妻もそうでした。
無職、仕事を転々とするなど、社会的成功を手に入れていないDVモラハラ加害者(自己愛性パーソナリティ障害者)の場合は、この傾向が強いと思います。
この情報は、他であまり見ない気かするので、書かせて頂きました。
その他は、いろんな方がいろんなアドバイスをしております。
モラハラは治らない。逃げて良い。親御さんは、あなたが暴力を受けるようになるためにあたたを育てた訳じゃない。すべて、ごもっともだと思います。
2) 離婚や別居の準備
もう、別離を決めているなら、自宅待機の時間は本当に役立ちます。
ネットを使って調べものをしたり、収入を得る方法を考えたり、弁護士選びをするのが良いと思います。
残念ながら、モラハラ人間との協議離婚は難しいでしょう。
会話が成立しませんから。
3) ブログを始める
ブログを始めるというのもお勧めです。
自分の心の内面の苦しみを人に分かって貰うというのは、モラハラ被害者にとっては大事なことです。気持ちがとても楽になります。
心の傷を分かってくれる人に巡り会えます。とりわけモラハラは、被害者にしか分からない痛みと違和感があります。
人と接点を持てば、自分の置かれている状況が異常であると確信できます。
他のモラハラブログを読めば、モラハラ加害者は本当にどこでも誰でも同じ言動行動をすることが良く分かります。
それを同じ被害者として分かってくれる人から、共感と励ましの言葉を貰えるのは心強いです。
今回の自宅待機は、数十年に一度の大チャンスです。冷静に考える時間があります。通常の仕事に追われている状態では、冷静に次のステップの作戦を立てるのは難しいかもしれません。
このチャンスを逃さないようにしましょう。
自宅待機を使って僕は粛々と離婚の準備をしています
1)自分が置かれている状況を冷静に判断する
僕が妻の離婚弁護士が提出したCompliant for divorce(離婚申請書)を裁判所から受け取ったのは2020年3月30日でした。
New Jersey州では、35日以内に裁判所に返事をしなければ、相手からの要求がすべて認められることになります。
時期を同じくして自宅待機が始まりました。
前回記事にしたようにこの間にも妻の常軌を逸脱したモラハラは続いています。
バリケード、食事の禁止、シャワー禁止、暴言。
そこまで徹底的や虐待行為した上に家計を省みない理不尽なお金の無心。
妻は心エコー技師の学校を2020年3月中旬に卒業しましたが、仕事を探す気配はありません。
New Jerseyでは心エコー技師の平均年収は$83,000です。
その資格を得たのに全く働こうとせず、僕の給料が少なすぎると暴言を吐き虐待を続け、家計を省みない浪費を続けるだけです。
離婚は何ヵ月も前に決意していましたが、この自宅待機のゆったりした時間を使って考えてみても、この決意は変わりませんでした。
この人とこれからもやって行くのは難しいと再認識しました。
2)弁護士を探す
妻のマネハラ、浪費のため、弁護士を雇う資金がないので僕は弁護士なしで対処するつもでした。
誰にも迷惑はかけられないと強く思っていました。
ネットの情報を最大限駆使し、アメリカで離婚を経験した友人に助言を貰い、やりきるつもりでした。
まずは二人の友人に相談しました。この二人は、アメリカで離婚経験だけでなく、自己愛性パーソナリティ障害者との壮絶な離婚劇を経験しています。
日本でも同じですが、自己愛性パーソナリティ障害者は話が通じないので、どうしても壮絶な離婚劇となります。
二人とも、お金が厳しいのは分かるが、何とかして弁護士を雇うことを検討した方が良いと助言をくれました。
弁護士料は確かに高いけど、弁護士を付けた相手に弁護士なしで戦うとすごく不利な状況になる。
弁護士料を$10,000払ってでも、相手方に払うお金が$50,000減り、離婚にかかる時間も短縮できれば価値はあるとのことでした。
その後も同じ助言をたくさんの人から貰いました。
これだけたくさんの人の助言を無視してはいけないと自分の考えを改めて弁護士を探すことにしました。
これだけはしたくなかったのですが、弁護士費用は日本の両親に頭を下げました。お金を借りてでも、一日も早く自分に有利な形で離婚をする方が親孝行だと思うことにしています。
その後、自宅待機を利用し約一週間をかけて、弁護士を探しました。
親に資金援助をして貰う以上、自分にできる努力はすべてしようとネット検索と電話相談を重ねました。
そして、他と比べると低料金で、さらに費用を下げるためにDIY(Do it yourself)をオファーしてくれる弁護士と出会うことが出来ました。
この場合のDIYとは、僕の方で準備可能な書類は、僕が準備して弁護士費用を抑えるということです。
3) 金融関連の改善
弁護士費用は高額で、現段階では最終的にいくらになるのか分かりません。
経済的困窮を少しでも緩和するために以下の三つのことをしました。
キャッシュバックレートの大きいクレジットカードの申し込み
キャッシュバックレート 1%のカードはずっと持っているのですが、2%のものを申し込みました。
この1%の違いはかなり大きいです。
日本からの送金サービスの申し込み
手数料の低いオンライン送金サービスを申し込みました。
為替変動リスクを避けるため数万円程度の送金を一定のインターバルで繰り返す必要があり、低料金はとても助かります
住所確認、本人確認などそれなりに時間がかかりましたので、自宅待機は助かりました。
利率の高いオンラインバンクのアカウント作成
少しでもお金に働いて貰おうと利率の高いオンラインバンクのアカウントを作成しました。
$1,000預けておけば、一ヵ月$1ちょっとの利息が貰えます。
大したことないように思いますが、ブログで$1稼ぐのがどれだけ大変かと思えば悪くありません。
お金を少しでも多く長くこのアカウントに入れておく努力をするだけですから。
4) Mediationの打診
日本の調停離婚に近い形の離婚協議がMediationです。
一人の中立の立場の離婚弁護士を立てて親権や養育費などの取り決めを行い文章化していきます。
夫婦の双方がそれぞれ弁護士を立ててバトルをするよりもかなり弁護士料を抑えることが出来ます。
事前に良く話し合い準備をしておけば$800ほどで済むこともあるそうです。
双方が弁護士を雇うと平均は$15,000-$25,000です。これを双方が別々に支払うのです。
妻が僕の提案を受け入れる可能性はほぼないのは分かっていましたが、自宅待機で時間がありましたし、申し込んだクレジットカードが到着するまでに一週間ほどかかるので、最後にチャレンジしてみました。
別々に弁護士を雇ってそんな金額を払うよりは、その金額を子供達に残したらどうか?
別々に弁護士を雇ってバトルをしてもMediationでも、君が僕から獲れるお金なんて大きく変わらないよ。
養育費は払わないとかそんな無茶なことは言わない。
僕はいつでも平和的に話し合うことができるよ。
約一週間、何度か打診してみました。
予想通り妻が同意することはありませんでした。
分かってはいましたが、妻と子供達のためにできるだけのことはしようと決意しています。
5)弁護士と伴に動き出す
結局、双方弁護士を立ててバトルするしかないことが確定してから、すぐに弁護士への最初の支払いを受け取ったクレジットカードで済ませました。
自宅待機を利用して離婚の準備を最優先しています。
DIY書類をいくつか作成しました。
初期の書類作りは大変で時間がかかりました。
本当は自宅待機で本業の仕事をしなくてはいけないのですが、離婚の準備を優先していました。自分のボスには申し訳ないのですが、この4月の自宅待機は、ぼぼすべての時間を離婚の準備に使ってしまいました。
この時期にコロナによる自宅待機がぴったりと重なり本当に幸運でした。
仕事で忙しくしていたら、そもそも、弁護士を雇う決断も出来なかったかもしれません。その後の書類作りも仕事との兼業では大変だったと思います。
最後に
DV被害者の皆様、コロナによる自宅待機でDVが増えていること体感しています。
でも、悪い所ばかり見ないで下さい。
これだけ、家にじっとしていて良いなんて機会は、そうそうありません。
是非、この機会を最大限利用して、未来を切り開きましょう。