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アメリカの離婚弁護士は自己愛性人格障害に精通している

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僕の弁護士は自己愛性人格障害に精通していた

モラハラ人間(自己愛性人格障害者)は、離婚裁判におして、その他の人とは違う目的を持っているので常人には理解し難い行動をとります。

モラハラ人間(自己愛性人格障害者)は、相手の人生を潰すために離婚裁判を行います。

被害者はこれを自分の離婚弁護士などの第三者へ説明しなければなりませんが、簡単ではありません。

僕もこのモラハラ人間(自己愛性人格障害者)の特殊性を弁護士へ説明することに難しさをいつも感じていました。

相手が自己愛性人格障害をある程度理解していれば、簡単に説明できるのになと思うことが多かったです。

しかし、実は僕の弁護士は自己愛性人格障害を良く理解していると分かりました。

アメリカでも自己愛性人格障害が離婚の原因になることがよくあり、離婚弁護士ならば誰でもある程度の知識があるのだと思います。

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自己愛性人格障害者との離婚裁判の難しさ

離婚裁判を戦う上で自分の離婚弁護士との話し合いやメールのやり取りは必須ですが、相手がモラハラ人間(自己愛性人格障害者)であるが故に難しいと思うことがあります。

それは、自己愛性人格障害者の離婚(裁判)の目的が、その他の人とは違うことです。

多くの人にとって、離婚の目的は、問題があったり、性格が合わない相手と別れてより良い未来を得ることです。

しかし、モラハラ人間(自己愛性人格障害者)は、相手への嫌がらせを含めて、相手の人生を潰すことを離婚裁判の目的にします。

また、モラハラ人間は、虐待から得られる快感に依存して生きているので、虐待を続けながらも離婚には抵抗しますが、これも常人には理解し難いことです。

そもそもの目的が他の人とは異なるので、モラハラ人間は、離婚裁判の際に普通の人には理解しがたい行動や要求をします。

その対策を自分の弁護士と相談する必要がありますが、モラハラ配偶者が離婚に求めるものが常人には理解し難いので、その説明に時間がかかり、苦労することになります。

自己愛性人格障害を理解すればモラハラ配偶者の行動は説明できますが、自己愛性人格障害の説明も簡単ではありません。

 

モラハラ配偶者の奇行や理解しがたい要求の実例

離婚のプロセスを妨害

我が家のモラハラ妻は、自分が原告となり離婚裁判を始めたのにも関わらず、必要書類を一切提出せず、離婚裁判の進行を徹底的に妨害しています。

すでのこの時点で普通の人には理解できません。

離婚したいから、離婚裁判を始めたのに、その裁判の進行を妨害するって、普通の人にとっては全く理解できません。

最近これを職場の同僚に話したときも理解されませんでした。

「じゃ、彼女は離婚したくないの?でも、自分から裁判を始めたよね?彼女は気が変わったの?シンイチを愛している、問題があるなら直すから離婚して欲しくないってそんなこと言ってる?」

「僕ほどの最低な人間はこの世に存在しないって未だに罵られている。」

「そんなに嫌なんだったら、一刻も早く離婚した方が良くない?何で妨害するの?」

モラハラ人間は、虐待から得られる快感に依存しており、虐待を続けるために被害者を手放すことができません。

常人には理解し難いことです。

僕の同僚が言うように「まだ、気持ちがある。反省する。直すから離婚したくない。」と離婚のプロセスを妨害するのは理解できますが、「あんたほどの最悪な人間はいない」と言いながら離婚を妨害することは常人には理解できません。

 

資産の食い潰し

モラハラ妻は、離婚時に分配される資産を食い潰そうとしています。

具体的には、高額な離婚弁護士を雇い、その弁護士に必要な情報を与えないなどして、弁護士の仕事を妨害しています。

結果として、離婚自体は進まないが、弁護士費用だけはどんどんと発生するという状況を敢えて作り出しています。

このまま行くと弁護士費用を払うために家を売却する必要も出てきます。

離婚時に自分が得られる資産が無くなってでも、僕に一切の資産を残したくないのです。

相手に勝たせないためなら、自分が負けても構わないというLose-Loseの選択をします。

離婚時に出来るだけ多くの資産を得ようとする人がほとんでしょうから、このように敢えて意味もなく資産を失おうとする行動も多くの人には理解できません。

 

単独親権の要求

アメリカでは共同親権が普通ですが、妻は単独親権を要求しています。

妻が単独親権を要求する理由は僕が共同親権を希望しているからです。

僕の希望が通るのが面白くないのです。

モラハラ人間は、相手の人生を潰すために離婚裁判を利用します。

 

僕の離婚弁護士は自己愛性人格障害に精通していることが分かった

妻の奇行は自己愛性人格障害に基づくものですが、その説明が難しく離婚弁護士との話し合いに難しさを僕はずっと感じていました。

例えば、「妻は僕の人生を潰すために資産を食い潰そうとしているのですが」と僕が言ったとして、自己愛性人格障害を理解していない人にとっては、「なんだそれ?そんな人いるわけがないでしょ」と理解して貰うのは難しいです。

それでも、あるとき、僕は、妻は自己愛性人格障害者(narcissistic personality disorder)だと思うとメールに書いたのです。

そのときのパラリーガル(paralegal、弁護士補助員)さんからの返事が以下です。

Just so you are aware, Attorney and I are both well versed in dealing with narcissistic personality disorder.  We have not met the Plaintiff but so far, she is proving herself to be what you say.  

意訳:弁護士も私も自己愛性人格障害者の対応には精通しています。私達は原告(あなたの妻)に会ったことはありませんが、あなたが言うように彼女は自己愛性人格障害者として典型的な振舞いをしているように思います。

 

僕の弁護士とパラリーガルさんの二人とも自己愛性人格障害には精通していたのです。

すごく幸運だと思いました。

弁護士もパラリーガルさんも自己愛性人格障害に精通しており、妻が自己愛性人格障害者であることを理解した上で対策を考えてくれるのは本当に助かります。

そして、弁護士もパラリーガルさんも自己愛性人格障害を理解しているので、僕から弁護士へのコミュニケーションも今後は簡単になります。

もっと早く「自己愛性人格障害をご存知でしょうか?」と弁護士に質問すれば良かったと思いました。

 

最後に

モラハラ妻も自分自身も尊重して愛情を示し、やるべきことを粛々と行っているとなぜか多くの幸運に恵まれると記事にしましたが、今回も、そんな出来事でした。

 モラハラ配偶者との離婚の難しさは、モラハラ配偶者が何を目的にして奇行・蛮行を行うのかを第三者へ説明することの難しさに由来します。

その人格障害が原因となって、常人には理解し難い目的をモラハラ配偶者は持っており、奇行・蛮行を行います。

これは日本、アメリカを問わず、モラハラ配偶者と離婚調停や裁判を行う被害者に共通することだと思います。

僕の弁護士とパラリーガルさんが、自己愛性人格障害の知識を持っていることは僕にとっては本当に幸運なことです。

弁護士とパラリーガルさんになぜ自己愛性人格障害の知識があるのかは、僕は質問していませんが、おそらくは、アメリカでも自己愛性人格障害によるDVやモラハラが離婚の原因になることが多いのだと思います。

離婚弁護士として働いていれば、自己愛性人格障害が絡む離婚ケースが一定頻度で存在するのでしょう。

自己愛性人格障害者の行動や要求は常人には理解し難く、難しいケースになることが多いので、離婚弁護士ならばある程度の知識は誰でもあるのだと思います。

自己愛性人格障害によるDVやモラハラは、アメリカでも離婚の原因になることが多いようです。