アメリカでナルナルNPD退治の日々

アメリカで国際モラハラ離婚経験。モラ実体験談、アメリカの離婚情報、どん底からの人生立て直しを発信

MENU

モラハラ妻による離婚裁判妨害の始まり

スポンサーリンク

はじめに

我が家のモラハラ妻は、自分から離婚裁判を始めたにも関わらず、必要書類を一切提出しないという妨害工作をしていました。

 

それでも、僕と弁護士の努力が実ってか、やっと書類を提出してくれました。

モラハラ妻の離婚妨害の歩みを時系列を中心にまとめます。

アメリカでモラハラ配偶者と離婚の際に起きた実話です。

いくつかの記事に分けて書いて行きます。

今回は、最初は順調だった離婚裁判のプロセスが突然止まってしまったあたりの話です。

 

f:id:afreshstart:20210313061010j:plain

Image by FunkyFocus via Pixabay

 

妨害工作の全体の流れはこちらの記事です。

 

必要書類一覧

以下が、離婚裁判の前半に必要な書類です。書類の詳しい説明はこちらの記事です。

 1) Compliant for Divorce (離婚申請書)

2) Answer and Counter Claim(回答と反訴)

3) Answer to Counter Claim(反訴への回答)

4) Case Information Statement (CIS)

資産、負債、給与、生活費などを網羅した書類。

5) 銀行口座明細、クレジットカード明細、拠出確定年金明細、給与明細

CISの内容を補足照明するために提出

6)Custody/Parenting Time Plan

7) Interrogatories (質問書)

8) Answer to Interrogatories (回答書)

 

初期は順調だった

後に書類を提出してこなくなるモラハラ妻ですが、初期の1)-3)はすんなりと提出してきました。

2020年3月17日

Compliant for Divorceを妻が裁判所に提出しました。

僕が裁判所から受け取ったのは、3月30日でした。

妻が原告、僕が被告となり離婚裁判が始まりました。

2020年4月21日

Answer and Counter Claimを僕が提出しました。

 2020年5月20日

 Answer to Counter Claimを妻が提出。

ここまでは、ある程度普通のスケジュールでのやり取りとなりました。

 

僕の書類提出日

僕は離婚を早く終われせたいので期限を待たずとも書類を提出してきました。

2020年6月30日 Case Information Statement (CIS)

2020年8月7日 Interrogatories (質問書)

2020年11月2日 Custody/Parenting Time Plan

2020年11月2日 銀行口座明細、クレジットカード明細、拠出確定年金明細、給与明細

 2020年11月20日 Answer to Interrogatories (質問書への回答)

 11月に僕が提出した書類は、妻が提出しなかったが故に遅れて提出したものです。

例えば、Answer to Interrogatories (質問書への回答)は、妻の方がInterrogatories (質問書)を提出してくれなければ答えることが出来ません。

本来なら、2020年8月か9月には書類の提出が終わり、2020年の年内には離婚のプロセスすべてが終わるはずでした。遅くとも2021年の初めの方には終わるはずでした。

実際に僕の友人でモラハラ配偶者との離婚のため、交渉が難航しましたが、10カ月ですべて終わりました。

 

まさかの妨害工作開始

2020年8月15日は、妻の方のCase Information Statement (CIS) という書類の提出期限でした。

しかし、この期限を過ぎても妻の方は、CISを提出してきませんでした。

僕は、すぐに自分の弁護士に問い合わせました。

2020年9月7日は、妻の方のAnswer to Interrogatories (質問書への回答)の提出期限でしたが、これも提出してきませんでした。

 

予想外だった

僕は無駄な遅延なく離婚を終わらせたいので、2020年8月15日が過ぎてすぐに自分の離婚弁護士にメールで問い合わせました。

でも、このとき2週間ほど自分の弁護士と連絡がつきませんでした。

この離婚裁判は、妻の方から離婚申請書(compliant for divorce)を提出し妻が原告となり始めたものです。

つまり、妻が離婚したい!と始まったものです。

僕の弁護士としては、まさか、その妻が離婚の書類を提出してこないとは全く予想していなかったのだと思います。

また、初期の裁判は順調に進行していました。

それが、この2週間の遅れに繋がりました。

妻の弁護士はこの2週間何も連絡してきませんでした。

離婚弁護士は何人ものクライアントを同時に抱えていますから、すべてのクライアントの進行状況を把握して、プロセスを進めることは不可能でしょう。

そして、アメリカの離婚の約90%は、すんなりと進みます。

僕のケースもこの90%に入る案件として始めは扱うというのは当然のことです。

妻の方が書類を提出してから次のことを考えれば良いと思っていたのだと思います。

 

おわりに

モラハラ妻との離婚裁判のプロセスは初期は順調に進んでいましたが、妻が書類を提出しなくなり、一気に失速しました。

妻の方が初期に順調に提出していた書類は、弁護士の方にテンプレートがあり、それを使って提出したのだと思います。

一方、提出しなかった書類は、妻自身がそれなりに時間と労力を使わなければ、作成できないものです。逆に言うと弁護士の方では、本人がやらない限りはサポートできないものです。

僕に対してはことあるごとに「そんなレベルの低い人間で恥ずかしくないのか!?」と責めていたモラハラ妻ですが、自分はやるべきことをやらなかったということです。

自分にはとことん甘く、他人にはどこまでも厳しいモラハラ人間の特徴をよく表しています。

僕は良い弁護士に恵まれました。

このときこそ、僕の弁護士は対応が遅れましたが、その後は、僕の離婚する妻は自己愛性人格障害者で離婚のプロセスを意図的に妨害する可能性があることを考慮しながら進めてくれています。

また、僕と同じ妨害工作にあっているパラリーガルさんが僕の担当となってくれました。

 このパラリーガルさんは、僕の妻が行っている書類を提出しないという妨害工作の恐ろしさを身を持って理解しています。

だから、このパラリーガルさんは、一日の遅延もないよう細心の注意を払ってくれています。

本当に感謝しています。

絶対に離婚すると覚悟を決めれば、なぜか運も味方してくれます。