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立ち位置がころころ変わるモラハラ論法(3) もう滅茶苦茶です

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はじめに

現在、僕は、アメリカでモラハラ妻と国際離婚裁判中です。

その裁判の過程でお互いに質問書を取り交わします。

Discoveryと言われるプロセスです。

モラハラ妻の回答の中を読み新たなモラハラ論法に気付きました。

自分の立ち位置を都合に合わせてころころ変えるというものです。

  この論法の実例をもう少し上げます。

モラハラ妻の立ち位置のあまりの変わりように、話の筋と論理が全く通らず、僕は調停の場で思わず笑いそうになりました。

 

モラハラ加害者が良く使うモラハラ論法はこちらでまとめています。

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Image by Clker-Free-Vector-Images va Pixabay

 

夫の給料が安すぎると散々バカにしてきたが夫からのサポートを要求する

モラハラ妻の浪費は常軌を逸したものでした。

「私の実家からこんなに借金をして恥ずかしくないの!?」

「そんな安い給料で恥ずかしくないの!?」

そうやって僕をいつも責めていました。

モラハラ妻の浪費は正当な消費であり、僕の給料が低すぎることが一番の問題だと僕をいつも責めていました。

 

質問書の中でAlimony (収入の多い方が少ない方へ生活のサポートのため離婚後しばらく払うお金)と養育費を夫へ請求しますか?という質問がありました。

妻は、私の収入は低いから、夫からのサポートを請求するとしっかりと回答していました。

あれだけ僕の収入が低すぎるとバカにし続けてきたのに、その夫よりも自分は稼げないからと、サポートを要求してきました。

 

モラハラ妻には同じ立ち位置を貫いて欲しいし、自分の言動にプライドを持って欲しいかったです。

 

一方、僕は、一貫した立ち位置を取っています。

妻は、僕以上に、稼ぐ能力があるのでAlimonyも養育費も支払う必要はない。

もし、妻が僕よりも稼ぐようになっても、僕から妻へAlimonyと養育費は要求しない。

 

モラハラ妻が、僕の給料が低すぎるとバカにする立場を貫くなら、妻の回答は以下のようになると思います。

 

いいえ。私は夫からの経済的なサポートを要求しません。私は、結婚生活の中で何年にも渡って、収入の低さを理由に夫をバカにしてきました。私は、夫よりも沢山稼ぐ能力があるからです。夫が無能で低収入であるとの私の主張は変わりません。こんな無能で低収入の夫からの経済的サポートなんて絶対に要求しません。夫が、私に経済的サポートを要求しないことには感謝しますが、要求すると言うなら、適正な金額を支払ってみせます。

 

僕の収入の低さをバカにするときは、私は夫より何倍も稼げるという立場を取り、経済的サポートを要求するときには夫よりも稼ぐ能力がないという立場を取ります。

立ち位置がころころ変わっています。

 

ギフトか借金か問題でまた立ち位置が変わる

モラハラ妻の浪費を支え続けたのが妻の実家からの送金です。

でも、離婚となる今、妻と義両親は、これまでの援助は、夫婦二人への借金だと主張し始めました。

離婚後、僕に返済義務を負わせようとしています。

 

離婚調停で調停員から、僕の意見を求められました。

僕は、妻の実家からの援助を借金とギフトのどちらだと認識しているか?と。

僕は、過去の判例などを調べた結果、これはギフトと考えるべきだと答えました。

その時の妻が激高しました。

「彼は嘘をついている!私の両親は、私達にお金を貸したのです!なぜなら、私の能力が高くて、必ず返済できるからです!私の両親の貯金は、もう、ほとんどありません。彼らはもう80歳を超えています。病気になっても病院に行くことも出来ません!絶対に返さなくてはいけません!」

まず、僕は嘘はついていません。親や親戚がお金を援助することは、よくあることです。車や家を買うときに、頭金の一部を援助することもあれば、子供(孫)の進学祝いなどもあります。

普通に考えれば分かりますが、離婚時にこのような援助金を借金だと言い始めると財産分与が複雑になります。

あのときの子供の入学祝いと誕生日のお小遣いは、私の実家からの借金だから、財産分配の対象ではない、とやることは出来ません。

だから、New Jerseyでは、親類からの借金だと主張する場合には、証拠が必要です。

借用書と、その借用書通りに返済してきたという記録が必要です。

僕は、このような証拠がないので、借金とは認められず、ギフトと定義するのが妥当だと言っただけなのです。

この手のお金は、夫婦の共同財産として分配することになります。

 

それでは、モラハラ妻の立ち位置の変化に話を戻します。

もう分かると思いますが、今度は、また、「自分は稼ぐ能力がある」という立ち位置に戻っています。

私の能力が高いから両親はお金を貸したと言いました。

この立ち位置がチンプンカンプンです。

以下は僕が心の中で呆れたことです。

 

君の能力が高いことには何の異論もありませんよ。

僕は「君の能力が高い」の立場を貫いています。一切ブレてない。

僕ではなく、君の能力が高いから、両親がお金を貸したというなら、君が自分で返済したら良いだけの話です。

なんで能力の低い僕に返済義務を背負わせるのですか?

僕に返済義務を押し付けたいなら、君の主張するべきことは違いますよ。

私の両親は、夫に将来性があり、必ず、もっと稼げるようになって、借金を返せると見込んだから、私達夫婦にお金を貸したのです!

彼は返済義務を負うべきです!

こうでしょ?

夫は無能だが、私の能力が高いから、両親はお金を貸したと言いつつ、夫に返済義務があるってチンプンカンプンですよ。

 

それから、両親の貯金がもうない!ってお涙頂戴の主張しているけどさ。

そんなに両親の貯金が大事なら、そもそも、借りないで済むようにやりくりをすればよかったんだよ。

両親の貯金を減らさない努力をすべきだったんだよ。

借りないで済むようにやりくりした方が良いよって僕はずっと君に言ってきたよ。

僕の給料の価格帯で生活している家族なんかいくらであるよ。

それをいつまでも送金を要求し続けて、散財したのは君だよ。僕じゃない。

僕は君の両親に送金をお願いしたことは一度もない。

僕は送金額も、何に使ったのかも、分からないことがほとんどだった。

 

両親はもう80歳を過ぎていると言うけどさ。

それが借金だというなら、どうやって返済するつもりだったの?

送金の総額と君の稼ぎを考え併せて、さらに君が言う正当な消費(浪費)をしながら、返済するなら、40年ローンでどうにかなるかならないかのレベルだよ。

両親が120歳になるまでに返済すれば良いってことですか?

具体的な返済計画なんて無いでしょ?

 

ご両親も自己責任だと思いますよ。

一切、返済をしてないのに、何年間も、多額の送金を続けて、それらは貸付だなんて理屈が通る訳がない。

真剣に返済して欲しい貸付金なら、全く返済がない状態から、さらに貸し付けたりしません!

娘へのギフトのつもりで送金していたものを、いざ、離婚となったから、突然、借金だと言い始めたことが丸分かりです!

しかも、送金額も時期も何に使ったのかも、知らない夫に返済義務を負わせようなんて鬼畜です。

病院に行けない程、困窮してるって言うくらいなら、途中で、一切返済をしない娘への送金をやめればよかったのです。

あなた方の娘は、僕に支払え!なんて主張しているくらいですから、自分で返済する気があるかどうかも分かりませんよ。

残念ですが、こんな娘に育てたことも、その娘に散財させたことも、ご両親の自己責任としか言いようがありません。

 

それから、ご両親と娘さん(モラハラ妻)は、実家からの送金を使う前に、僕の給料を使い切るという謎の取り決めをしましたね。

あなた方は、自分たちの財産を散財したかもしれませんが、同時に僕の経済基盤を壊したこともお忘れなく!

 

おわりに

モラハラ妻の立ち位置がころころと変わり、もはや、筋も理屈も通らないほどになっている事例を紹介しました。

僕の一人称の憤りも書いてしまいました。

もう、滅茶苦茶です。