はじめに
僕がホームレス覚悟で別居することを決めたモラハラ妻からのDVとハラスメントは、子供の前での面前DVとなりました。
その結果、児童虐待のケースを扱うソーシャルワーカーからのインタビューを受けました。
このソーシャルワーカーは、どういう訳が完全にモラハラ妻を擁護する立場を取りました。
つまり、このソーシャルワーカーは、見事にモラハラ妻の言い分を信じたということです。
このときのインタビューの記録の続きです。
このソーシャルワーカーが、いかにして、モラハラ妻に騙されたのかが良く分かります。
モラハラ人間は「事実」を使った「嘘」をつきます。
このときのインタビューが、このことを上手く伝えています。
モラハラ妻の化身と化したソーシャルワーカー
このソーシャルワーカーとのインタビューで驚いたのは、モラハラ妻がいつも言っているモラハラ論法をそのままこのソーシャルワーカーが話したことです。
完全にモラハラ妻の化身のような状態でした。
家族に対して支配的 自分でマットレスを運んだ
あなたは家族に対して支配的に接しているそうですね!
僕が家族に対して支配的に接しているとのモラハラ妻の主張を、このソーシャルワーカーはそのまま繰り返しました。
これは完全なモラハラ妻の「投影」です。
モラハラ妻が家族に対して支配的に接しているので、それをやっているのは僕の方だと「投影」しているのです。
支配的な態度で接しているのは彼女の方です。
僕の家に行ったのなら、変なところへマットレスがあったでしょう。
僕はあそこで寝ています。
ちゃんと平和的に話し合って、そうなっているわけではありません。
彼女が支配的にそうしているのです。
彼女がマットレスを下の階へ長男を使って運ばせたのです。
貴方が自分で運んだのでしょう!?
このソーシャルワーカーは、完全にモラ妻の化身状態で高圧的に言っていました。
こうもモラ妻のモラハラ論法を簡単に信じるものかと驚きました。
これは完全に都合の良い事実だけを繋ぐモラハラ論法です。
このモラハラ論法は事実を使うだけにそれなりに説得力があるように聞こえます。
まずは、彼女が「ベッドルームを使うな!」と激高し、長男を使ってマットレスを階段から落としました。
僕がいくら下から押し上げようとしても、彼女が上から押し下げれば、僕はマットレスを上の階へ戻すことはできません。
そして、このとき長男は何とも言えない傷ついた顔をしていました。
両親が激しく争っている姿を見れば子供は傷つきます。
自分ではマットレスを元のベッドルームに運び戻すことも出来ない。僕が戻そうとマットレスを押し上げようとしたとき、彼女は上から押し下げて邪魔をしました。
そして、子供が深く傷ついている。
だから、僕は長男に「もう、マットレスを運ばなくて良いよ。部屋に戻っていいよ」と言って、階段の下まで、すでに落ちたマットレスを使える場所に運んで寝る準備をしたのです。
彼女は貴方に"He brought it by himself." 「彼が自分でマットレスを運んだ」とだけ言ったでしょう?
彼女はこのやり方をいつも使います。
自分にとって都合の良い事実だけを拾い上げて印象操作を行います。
1)彼女が何の平和的な話し合いもないまま「ベッドルームを使うな!」と僕の怒鳴ったこと、2)彼女が長男を使いマットレスを階段の下まで落としたこと、3)僕が彼女にそんなことは止めて欲しいと頼んだけど彼女は一切話し合おうともしなかったこと。彼女はこれらのことについては一切触れることなく、貴方に全く話さなかったのではないですか?
これらの(彼女にとって都合の悪い)事実は今僕から始めて聞きましたよね?
平和的な話し合いのもとで僕が自発的にマットレスを運んだとか、彼女には全くに身に覚えがないけど、僕が自発的にマットレスを運んだと貴方は解釈したのではありませんか?
彼女はこのような「事実」を使って「嘘」をつきます。
自分に都合の良い点(事実)だけを拾い上げ繋ぎ合わせて、全体像としては、事実とは全く異なる別世界を他の人に見せます。
生活費を与えない
モラハラ妻の化身と化したソーシャルワーカーからの攻撃は続きました。
貴方は共同の銀行口座を解約して彼女が銀行からお金を引き出せないようしましたよね!?
彼女は生活費を貰えていない!と言っていましたよ。
それも全く同じ論法です。
事実を使った嘘です。
彼女は異常な浪費家です。
僕達の家計の支出は継続的に収入の1.5-2倍でした。
これもお望みでしたら、証拠をお見せします。
もう何年間も浪費を見直して欲しいと僕は彼女に頼み続けましたが、彼女が聞き入れることはありませんでした。
彼女の浪費から家族を守るために、家計の破産を防ぐために、彼女が銀行からお金を引き出せないようにしました。
彼女は、自分が家計が傾くをほどの浪費を僕からの注意を何年間も無視して続けたことをあなたには一切話していないでしょう?
彼女を銀行口座から追い出したことは事実ですが、彼女はこの事実を使って、事実とは全く異なる世界をあたなに印象づけています。
あなたは、僕がただ理不尽にある日突然、彼女の銀行口座へのアクセスを奪ったという印象を持ったのではないですか?
それでも、彼女が働き始めるまでは、彼女に一定額の生活費を払っていました。
彼女は、「彼女(私)が希望する金額の生活費を僕(夫)から貰っていない」という事実の中で都合の良い部分だけを切り貼りしてあたなに伝えて印象操作をしたのです。
「私は自分が希望する金額の生活費を夫から貰っていない」という事実を切り貼りして、あなたには「私は生活費を夫から貰っていない」と伝えたのです。
全く同じ論法です。
事実を使って嘘をついています。
あなたは、僕が一切の生活費を彼女に与えていないと解釈したのではないですか?
ご希望でしたら、僕が彼女に生活費を払っていた証拠をお見せします。
最後に
このインタビューの内容は、モラハラ人間が、本当によくやる「事実」を使った「嘘」が良く分かる実例です。
モラハラ人間(自己愛性人格障害者、ナルシシスト)は、自分にとって都合の良い事実(点)だけを繋ぎ合わせます。
一方で自分にとって都合の悪い事実には一切触れません。
こうやって「事実」を使って、実際とは全く異なった世界を第三者に見せます。
「事実」を使って「嘘」をつきます。
もう一度、まとめます。
事実を使って、いかに全く違う異世界を第三者に印象付けているかが分かります。
自分でマットレスを運んだ
事実と全体像:「ベッドルームを使うな」と激高。子供を使い無理やりマットレスを階下に落とした。元に戻そうとした僕を妨害した。不快でたまらなかったが、僕は仕方がないので譲歩して寝床の準備をした。
モラハラ妻が第三者に見せる異世界:「彼は自分でマットレスを運んだ」とだけ言うことで、平和的な話合いの結果として、僕が自ら変な場所で寝ることを希望して、自らその準備をしたと印象付けた。
生活費を与えない
事実と全体像:モラハラ妻のあまりの浪費への対策として彼女の銀行口座へのアクセスを制限した。その後は適切な生活費を渡していた。
モラハラ妻が第三者に見せる異世界:ある日突然、何の理由もなく、夫が自分の銀行口座へのアクセスを制限した。夫は生活費を与えない。
このインタビューはもう少し続きます。
次回も「事実」を使った「嘘」の実例の予定です。