はじめに
モラハラ人間(自己愛性人格障害者)との話し合いが難しい理由の一つは、相手の趣旨の沿って話すことに苦痛を感じるからです。
そもそも相手の趣旨を捻じ曲げてやろうと身構えているので、建設的な議論にはなりません。
Yes or No?
この質問にどちらを答えることもできません。一見、関連するが、実は全く関係のない話を持ち出してまともに答えません。
キーワードだけを反芻して全く違うことを言い出して相手を煙に巻きます。
僕の離婚するモラ妻レベルの自己愛性人格障害者となるとまともな議論はできません。でも、完全に黙らせることは出来ます。
Yes or No? それとも何か他の提案がありますか?
と聞けば良いのです。
モラハラ人間がまともな話し合いが出来ない理由
モラハラ人間(自己愛性人格障害者)は、被害者を見下し自分の方が上だと思い込み、そこから得られる優越権と快感に依存して生きています。被害者と自分が対等な関係で議論をすることすら我慢できません。
また、モラハラ人間(自己愛性人格障害者)は、異常な損得勘定の中で生きています。
自分の得になること以外はしたくないくらいまでは、普通の人でも、理解できなくはないです。しかし、モラハラ人間は、自分に得がないのに他の誰かが得をすることすら、許せないという異常な損得勘定を持っています。
詳しくはこちらの記事に書いていますが、1)被害者を見下す快感に依存しているので対等に扱うことができない、2)被害者から持ち掛けられた話し合いの意図に沿って話すことに大きな苦痛が伴い我慢ならないからです。
被害者のYesですか?Noですか?の質問にYesと答えるのも、Noと答えるのも苦痛が伴い出来ません。どちらを答えても相手のペースに合わせて議論していることになるからです。
それでは、モラハラ人間を完全に黙らせる方法です。
Yes or No? それとも何か他の提案がありますか?と聞くことです。
Yes or No?は、全く関係のない話を持ち出すことで相手の趣旨の沿うことを回避できますが、そうすれば、何か他の提案がありますか?の趣旨に沿うことになります。
結果として何も答えることが出来ず、黙るしかなくなります。
我が家のモラハラ妻の実例
実例を上げます。前回の記事のモラ妻とのやり取りの続きです。少しでも自力で合意に至ろり、離婚のプロセスを進めたい、お互いに弁護士費用を節約したいとの思いから、モラ妻に交渉のメールを出しました。
モラ妻の一部の提案に僕は合意します。これこれに関しては最終合意ということで良いですか?という内容です。
2021年4月21日
モラハラ妻様
もし、一部と言えども、僕達自身で合意に至れば、離婚のプロセスを加速し費用も節約できます。親権や君の親族からの送金をどう扱うかについては、簡単には合意できないことは分かっているので、ここでは触れません。むしろ、君からの提案に僕が合意できるものを議論しています。最終合意で良いかどうかの確認です。
1)子供達の将来の学費
そのときの支払い能力に応じて負担を決めることを君は提案書の中で提案しています。
僕はこれに合意します。最終合意で良いですか?
これに対するモラハラ妻からの返信です。
2021年4月22日
シンイチへ
1)子供達の将来の学費
私は、自分の雇用と同時に子供達の学費貯金を始めました。シンイチがどうするつもりなのか、そして、何等かの行動を見せて下さい。
モラハラ妻が、僕からの議論の趣旨に沿って話をすることが出来ないことが良く分かります。子供達の将来の学費というキーワードこそ使っていますが、全く関係の無い話を持ち出して僕からの議論の腰を折っています。
僕からの議論の趣旨に沿うことに苦痛が伴うからです。
モラハラ妻を黙らせる
モラハラ妻へさらに返事をしました。
2021年4月23日
モラハラ妻様
混乱させたようですみません。僕は君からの提案について議論しています。他のことではありません。
1)子供達の将来の学費
そのときの支払い能力に応じて負担を決めることを君は提案書の中で提案しています。
僕はこれに合意します。最終合意で良いですか?
もし、僕が合意した場合でも、君は合意できないと主張するなら、そもそもの君の提案書を提出する前にこれを修正して下さい。僕は、子供達の将来の学費のために、今、君が何をしているのかを聞いている訳ではありません。離婚の条件に関して君の提案に合意ます。最終合意で良いすか?と聞いているのです。違う話題を持ち出さないで下さい。もし、君がこのやり方を続けるなら、どんな小さなことでも合意は難しいです。いつまでも、関係の無い議題を持ち出していては、合意は至れません。逃げないで下さい。
もう一度聞きます。
僕は君の提案に同意します。君は同意しますか?同意しませんか?
もし、どちらでもないなら、君の真の提案は何かを教えて下さい。
モラハラ妻は完全な沈黙
モラハラ妻は、この僕からのメールに対して、完全に無視をを続けています。
Yesと答えても、Noと答えても、関係のない話題を持ち出しても、僕からの議論の趣旨に沿うことになるからです。
少し反撃も
今回の記事の「モラを黙らせる」の趣旨とは異なりますが、このときのメールで、少し、反撃もしておきました。
君が子供達の学費貯金をできるのは、僕が生活費のほとんどを支払っているからです。僕からの生活費の負担要請を、完全に無視して、うやむやにしたまま僕に支払わせているから学費貯金ができるのです。君はコインの一方を拾い上げてもう一方を完全に無視する戦略を取ります。すべてのことを議論のテーブルに上げなければ、フェアな話し合いは出来ません。自分に都合の良いことだけ拾い上げることは止めて下さい。
モラハラ人間の屁理屈を正すのは大変です。
まとめ
モラハラ人間との議論において、Yes or No? Anything else? と聞くと、彼らは完全に黙り込みます。
はい、いいえ、それ以外?と聞くと完全に黙ります。
何を答えても相手の議論の趣旨に従うことになるからです。
モラハラ人間を黙らせたからと言って何か被害者に良いことがあるわけではありません。それでも、彼らがどのような思考回路を持っているのかの理解が深まります。
こちらの記事はクイズ形式ですが、モラハラ人間の思考パターンが良く分かります。