はじめに
モラハラ妻の自分こそがDVの被害者であるとの虚偽報告により裁判所は僕に対して期限付き接近禁止命令(Temporary Restraining order, TRO)を出しました。
その後、これを永続接近禁止命令(Permanent Resitraining Order)とするかどうかの聴聞会(Court Hearing)が2021年7月20日に開かれました。
この聴聞会でモラハラ妻が、自分こそ被害者であるとの証拠として最後に提出したのは、次男に撮影させた動画でした。
そこには、モラハラ妻が夫を暴行する様子が映っていました。
これが、自己愛性人格障害者の認知の歪みと呼ばれるものでしょうか?
モラハラ妻は証拠動画の提出を要求
モラハラ妻は、この聴聞会で、僕の弁護士からの質問にまともに答えることが一切できず、裁判官から、ちゃんと質問に答えるように注意されました。
また、その場にいなかった人や子供達を証人として証言させようとしましたが、これも裁判官に却下されました。
そこで、モラハラ妻は、証拠動画を提出したいと言い出しました。
彼女が僕へ暴行する最中に11歳に次男にその様子を撮影させたものです。
自分が被害者だと主張しているのに、そんな動画を見せてどうするつもりなのかと僕は思いながら、成り行きを見守りました。
証拠動画を再生
モラハラ妻の提出した証拠動画をその場の全員で見ました。
モラハラ妻が何か奇声を発しながら、僕に掴みかかり、僕のシャツを引き裂き、大声で罵倒している姿が映し出されました。
物凄い形相で僕に掴みかかってくるので、僕は距離を獲ろうと手や足で彼女を引き離しました。
モラハラ妻は、その様子を指して、僕が彼女を殴り蹴ったと主張しました。
結局は、都合の良い所だけを拾い上げるモラハラ論法をここでも使ったのでした。
自分が掴みかかったり、シャツを引き裂いたり、殴りかかった事実には一切触れることなく、距離を獲ろうとした僕の行為を自分への暴力だと歪んだ解釈をし、それを訴えました。
裁判官により接近禁止命令は却下される
このモラハラ妻が提出した動画が決定打となり、僕への接近禁止命令は却下されました。
裁判官の最後の結論は以下のようなものでした。
彼女が提出した動画には、彼女が、夫を暴行する姿が映っていました。彼女の方が夫よりもはるかに暴力的でした。夫が彼女に暴力を振るったとする彼女の主張は受け入れ難く、むしろ、夫は、彼女の暴力から逃れるために手や足を使って距離を獲ろうとしたとする夫の主張の方が正しいです。
また、彼女は自分が夫を暴行する様子を11歳の子供に撮影させました。これも問題行為です。そもそも、この事件は、彼女が夫に炊飯器を使わせないという嫌がらせをしたことが、きっかけとなっています。
そして、彼女の接近禁止命令を取りたい理由は、夫に炊飯器使って欲しくないということですが、これは接近禁止命令を出す十分な理由にはなりません。
よって、夫に出された接近禁止命令は却下しなければなりません。
認知の歪み
これが、自己愛性人格障害者によく見られる認知の歪みというものかもしれません。
モラハラ妻は、自分が夫を暴行する動画を、本気で自分が暴行を受けている動画だと認知したのでしょう。
今は、裁判中なので、この動画を公開することは出来ませんが、何をどう解釈したら、モラハラ妻の方が暴行を受けていると認識できるのか、不思議なレベルです。
これが、自己愛性人格障害者と戦う上で本当に難しい所だと思うのですが、本人は嘘をついているつもりはないのです。事実を伝えているつもりなのですが、そもそもの物事の最初の認知が異常に歪んでいます。
自分が夫を暴行する動画を本気で自分が暴行を受けている様子が映っていると認識しています。
自分の過ちを認められない。共感性がない。都合の悪い所は完全に無視ををすることが染みついてしまっているからです。この動画でも自分がシャツを引き裂く様子などは、自分の過ちと認められず、完全に無視をし、他の人が見たときにどう感じるかを想像する共感性が無ないことが良く分かります。
まとめ
モラハラ妻は、裁判所で、自分が夫を暴行する動画を、自分が暴行を受ける証拠動画として提出しました。
そこには、モラハラ妻が夫を暴行する姿が映っていました。
これが決定打となり、僕への接近禁止命令は取り下げられることになりました。
これが、自己愛性人格障害者によく見られる認知の歪みというものかと思いました。
誰がどう見ても、モラハラ妻が夫を暴行している映像ですが、自分の過ちを認められないモラハラ人間(ナルシシスト、自己愛性人格障害者)が見ると自分が被害者である動画として認識されるようです。
しかし、彼女の認知の歪みのお陰で僕への接近禁止命令が却下、間違いであることが認められました。