アメリカでナルナルNPD退治の日々

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モラハラ妻よる片親疎外を訴えての聴聞会(Court hearing)。「子供が会いたがらない」は通用しない。

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はじめに

「子供が会いたがらない」を理由に裁判所命令で定めれた面会を拒絶することは一般的には裁判で受け入れらないとネットなどで検索すればすぐに出てきます。

それでも、実際には裁判官一人の考え方に依存する訳ですから、本当にこの屁理屈を却下してくれるかどうか不安に思っている方がいると思います。

僕もそうでした。

しかし、やはりこの屁理屈は裁判では通らないことを経験しましたので報告します。

一例ではありますが実例です。同じ不安を抱えている方の助けになれば幸いです。

Image by Gerd Altmann from Pixabay

経緯

モラハラ妻は、裁判所命令で定められた僕と子供達との面会を妨害し、裁判所命令違反を続けるので、仕方なく、新たな申し立てをしました。

僕の申し立てに応える形で開かれた聴聞会でモラハラ妻の化けの皮が完全に剥がれ落ちました。

さらに彼女の片親疎外も裁判官に完全に見抜かれてしまいました。

それでもモラハラ妻は、疎外親の常套句「子供が会いたがらない」を使って来ました。

これも裁判官により見事に論破されました。

 

「子供が会いたがらない」はやはり通用しない

裁判官は、モラハラ妻の片親疎外を完全に見抜きました。

モラハラ妻は自分の屁理屈が全く通じないことにかなり苛立っているようでした。

そして、裁判所命令で定められた僕と子供との面会妨害の理由として、本当にあの言い訳を真面目に使った来たのでした。

「子供達が父親の元へ行きたがらないのです!私には強制することはできません!」

これにも裁判官は全く動じませんでした。

「なぜ、できないのですか?」

「・・・」

モラハラ妻は自分の理屈が全く通じないこと焦ったのか少し沈黙しました。

裁判官は、僕がネットで調べた通りのこと(上の記事にも書いています)を話しました。

「では、あなたの子供が、学校は面白くないから行きたくないと言ったら、あなたは行かせないのですか?絶対に行かせるでしょう?あなたには、子供を学校へ行かせる能力は一切ないのですか?」

「私の子供達は学校へ行きたくないなんて言いません!」

この瞬間僕は「あちゃ~、また、やってる。この反応(論点のすり替え)が板にへばり付き状態。裁判官にこれをやっちゃいかんだろう!」と頭を抱えました。

自己愛性人格障害者(ナルシシスト)らしい論点のすり替えです。被害経験者の方には、わかる、わかると共感して貰えると思います。

もし、学校に行くたくないと言ったらどうするのですか?と聞いているのに「私の子供はそんなことは言いません」と論点のすり替えです。彼女との会話はいつもこうです。屁理屈と論点のすり替えで、全く実りが無いのです。

「もし、学校へ行きたくないと言ったら、私は、こうします」と答えなければ、会話が成立しないのですが、「そんなこと言わない」と、論点をずらし、実りのない会話にしてしまうのです。

裁判官も呆れていました。

それでも裁判官はまだ彼女に優しかったです。

「学校に行きたくないと言ってもあなたは行かせるでしょう。行かせることが出来るはずです。なぜ、実の父親のところへ行かせることがそんな難しいのですか?父親との面会を強く薦めて下さい。子供達はあなたを愛しています。あなたが、満面の笑みで父親のところへ行ってらっしゃい、楽しんでおいでと言えば、子供達は必ず父親の元へ行きます。」

こんな優しい裁判官ですが、この裁判官が話している間も、モラハラ妻は、上から被せて意味不明な自論を叫び続けていました。

 

僕の離婚する毒母はかなり悪性度の高い疎外親

ネットで調べたところでは、「子供が会いたがらない」は裁判所命令で定められた面会に違反する正当な理由にはならないと知ってはいましたが、実際のどれほどこの理屈が通るのか通らないのか分からず、少し不安でした。何と言っても裁判官次第ですから。

アメリカ東海岸で多くの離婚裁判に関わってきた方と話す機会がありこの質問を事前にしていました(この方の立場や国籍などは伏せさせて頂きます)。

モラハラ妻は、この理屈というか言い訳を実際に使ってくる可能性が高いと思ったからです。

「「子供が会いたがらない」は裁判所命令で定められた面会を妨害し、裁判所命令違反をする理由としては十分ではないとネット上にはあるのですが、実際にはどうなのでしょうか?実際の法廷では、この理屈は通ることはあるのでしょうか?この理屈を実際に法廷で使った人はいましたか?」

「はい、その理屈を使った人は確かにいました。私の経験では、その理屈が法廷で通ったことは一度もありません。言われるように学校に行きたくないと言えば行かせないのか?自殺したい、違法ドラッグをしたいと言えばさせるのか?という話になりますから。でも、私の経験では、シンイチの離婚する妻のような人は一人もいませんでした。裁判所命令を一度も守らず、すべての面会を妨害し続けた人を見たことがありません。面会をときどき妨害して、その時の言い訳として、「子供が会いがらない」を使った人はいましたが。。かなり多くの離婚に関わって来ましたが、シンイチの離婚相手はかなり特殊で悪性度が高いです。だから、「子供が会いたがらない」の理屈がシンイチの場合にどうなるか、良く分かりません。一般的には通らないとは言えますが。」

僕の離婚するモラハラ妻は、アメリカでの離婚にたくさん携わってきた人にとっても、相当に悪性度が高いようです。

こんな風に事前に言われていたので、自分の裁判がどうなるか少し不安でしたが、それでも、やはり「子供が会いたがらない」は通らないことが分かり安心しました。

 

面会が子供のためにならないときは裁判所への申し立てが必要

これを読んでくれている人の中には、一方の親との面会が本当に子供のためにならないから、子供に危険が及ぶから、面会させたくないと思っている人もいると思います。

そんなこともあると思います。例えば、一方の親が、薬物中毒で、子供も幼く、一緒にいると本当に子供の命に危険が及ぶ場合です。

そんな場合は、裁判所への面会スケジュールや面会方法変更の申し立てが必要です。

裁判所命令は法律に直結しており、この違反は犯罪だからです。裁判所命令は慎重にそして真面目に取り扱う必要があります。子供の危険が及ぶような場合は、緊急申し立てをして下さい。

僕の離婚するモラハラ妻の片親疎外がこれほど完全に裁判官に見抜かれた理由の一つは、彼女の裁判所を通した申し立てを一切しなかったからです。本当に裁判所命令を慎重に扱い、その上で、父親との面会が子供のためにならないと信じるなら、彼女は、裁判所へ面会スケジュール変更の申し立てをする必要があったのです。

それを一切せず、ただただ、自分勝手な屁理屈を使って、裁判所命令への違反を続けました。法を犯し続けておいて、この聴聞会の場で、自分の正当性を訴えても説得力がありません。自分が正当だと信じるなら、なぜ、正当な手続きを取らなったのですか?ってことになります。

 

まとめ

「子供が会いたがらない」は裁判所命令違反の十分な理由にはなりません。

僕の実体験です。

常識を持って考えればすぐに分かることです。

もし、これを理由に片親疎外をしている人や裁判所命令違反をしている人がいれば、すぐにやめましょう。少なくとも、今回のモラハラ妻のように法廷の場でこの理屈を自信満々で使うのはやめましょう。

もし、本当に一方の親との面会が子供のためにならないなら、急いで正当な手続きをして下さい。