はじめに
たった一人のラグビー部を取材したYouTube動画を見ました。
自分がラグビーをしていたこともありますが、ここ数年で一番心揺さぶられた動画でした。
モラハラ離婚を扱ったYouTubeアカウントで高校生を応援するのも、どうかなと思い、新たなアカウントを作り、YouTubeに応援コメントを書きました。でも、なぜか、投稿者の自分以外には表示されませんでした。
これも神の采配と勝手に解釈して、このモラハラ離婚ブログで応援メッセージを書くことにしました。
お願い
まずは、お願いからです。
小金生の皆さん、ラグビー部への入部をお願いします。
実績ある優れた指導者がいます。
単独チームを組めると良いですが、部員が15人以下でも合同チームを組み練習や試合のできる環境がすでの整っています。安心して入部して下さい。
三年生はすでに引退したそうですが、2年生から始めても良いと思います。
僕は高校一年のときに部員確保に奔走しましたが、2年生から入部した先輩もいましたが、楽しくしておりました。
ラグビーでしか得られない人生の糧となる経験と感動があります。
本当です。やれば分かります。
県下有数の進学校とのことですが、ラグビーで心と体が鍛えられた上に学校の勉強もできるなんてかっこ良すぎです。きっとモテます。
今後は高校女子ラグビーも始まるそうなので、ラグビーに興味ある女子もどうでしょうか?本当に楽しいスポーツです。
是非入部をお願いします。
それから、ご近所にお住まいのラグビーOBのお兄さん、おじさん、何とか練習や環境改善に協力して下さい。
自校だけでチームを組めない高校が千葉県内だけで14校もあるそうです。
何とかしたいですね。
人生の宝となる経験
僕自身もラグビーを通して人生の宝となる経験を沢山させて頂きました。
僕は、広島県福山市にある松永高校でラグビーを始めました。もう、30年以上前のことです。
最初の年、三年生が引退した後は、部員数が集まらず、毎日、5-7人で練習をしていました。そのころは、部員の多い強豪校を羨ましいと思っていました。
練習に来る部員は少なかったのですが、試合だけは来る幽霊部員はある程度いたのと、引退した三年生が試合だけは戻って来てくれたりで、試合は、何とか単独チームを組んで戦っていました。
でも、練習に来ないメンバーが半分以上いるようなチームで試合に勝つほどの力をつけることは出来ず、最初の一年間は、一度も勝てないどころか、得点も、マイボールを回したことすらない状態でした。超弱小チームでした。
そして秋、最初の花園予選で、強豪校の崇徳高校と一回戦で当たり、僕らは無得点、相手は100点以上という大敗をしました。1トライ4点の時代でしたら、100点取られるというのは、相手が常に攻撃をしていて、こちらは全く止められない状態です。
それまでも、一度も勝ったことが無かったとは言え、この時は、流石に悔しくて、全員が涙を流して大泣きをしました。
でも、これが契機となり、このままでは終われないと、幽霊部員の一部が毎日練習に参加するようになりました。もちろん、そのまま消えた幽霊部員も沢山いました。
部員確保にも奔走し、2年生から入部して頂いた先輩も含め、15-16人のメンバーが固定されていきました。
国体参加経験のある指導者にも恵まれて少しづつ力をつけて行きました。
僕が2年生になった春の試合で、僕達は、マイボールを回し攻撃をするという経験を初めてしました。この試合に勝った訳ではありませんが、それまで、マイボールを回したこともない、攻撃したこともない状態だったので、本当に嬉しくで、人生で初めて嬉し泣きをしました。チームメイトの多くが泣いていました。
その後も練習に真面目に取り組んで力をつけて行きました。
そして、自分達が最高学年となり、僕は副キャプテンでしたが、キャプテンが早々に骨折で試合にも練習にも参加できない状態になり、実質キャプテンを務めました。
花園を真剣に狙えるところまでは行きませんでしたが、その直下くらいの実力をつけるところまでは行きました。県東部のトーナメントで準優勝したり、最後の花園予選は準優勝した高校に前半勝ち越こすところまで行きました。
常に部員は15-16人で、必ずしも全員が体格や才能に恵まれている訳ではありません。そして、誰一人も欠けることが出来ない状態で、弱小チームからそれなりのチームに成長できたことは、僕の人生の宝となる経験です。
広島県では花園県予選の決勝戦だけがテレビ中継されますが、それまでの予選全般を振り返り、解説をしていた先生に「今年の松永高校は良いチームでした」と言って頂いたことを覚えています。
小金高校ラグビー部に感謝
ここ数年、とりわけ、離婚裁判が始まり、モラ妻からの嫌がらせ、離婚妨害、片親疎外の結果としての自分の子供からの暴力暴言などで、自分がラグビーをしたことも思い出すことはありませんでした。
自分が宝と呼べる経験をしたことも忘れていました。
この動画を見て、自分も確かにラグビーをしていた、自分には人生の宝と呼べる経験があることを思い出させて貰いました。
5-7人の少人数しか練習に集まらなかった時期には、部員の多い強豪校を羨ましく思っていましたが、小金高校ラグビー部が一人で練習している姿を見て、5-7人でも十分恵まれていたと気付かせて貰いました。
超弱小と言えど、一校でチームが組めていたことも十分に幸せなことだったと気付かせて貰いました。
現在は、僕の人生でも、かなり苦しいと感じる時期の一つですが、それでも、実は幸せなこと、感謝すべきことがあるのかもしれないと思えるようになりました。
今しばらく、歯を食いしばって頑張ろうと思います。
僕自身は子供との関係は完全に引き裂かれています
このYouTube動画ではたった一人で頑張るラグビー部員、マネージャーと監督の3人が主な登場人物です。
でも、ラグビー部員の松丸さんが、ちゃんとスパイクやラグビージャージを身に着けていることに僕は涙を流してしまいました。
他の人にはあまりない視点かもしれません。
この試練の中にいる子供を支えているご家族がいます。ラグビーのスパイクもジャージも決して安価なものではありません。一人で頑張る子供を家族が支えています。
僕自身はモラ妻からの片親疎外により子供と会うことが出来ない状態になっています。モラ妻からの洗脳により子供達は僕を拒絶しています。僕が一緒に時間を過ごそうとすれば刃物を振り回し拒絶するところまで来てしまいました。
子供が刃物を振り回し一方の親を拒絶すれば、拒絶されている方の親に問題があると世間では認識されてしまいます。もう一方の親が子供を洗脳している可能性を考慮しません。
僕の子供は、片親疎外という酷い虐待を受けていますが、世の中がこれを虐待と認知するレベルに達していなので、救い出すことが出来ません。
自分の子供を救い出して支えたいと思っていますが、それが、出来ません。
それどころか、自分の子供と関わることすら出来ません。
ラグビー部員の松丸さんは、丁度、僕の子供と同じ年なのです。
何だかいろんな感情が噴出してしまいます。
最後に
小金高校ラグビー部に感謝します。
自分が人生の宝と言える経験を持っていることを思い出させて頂きました。
苦しいと思える状況の中にも感謝すべきことがあると気付かせて頂きました。
どうもありがとうございます。
そして、海の向こうから応援しています。部員が少しでも増えて欲しいです。
かなりのおっさんですが、本当はすぐにでも行って一緒に練習したい所です。
そんなことを思えるほど、ラグビーは良いスポーツです。最高に楽しいです。
是非、楽しんで頂きたいです。
興味のある方は、是非、インスタグラムをフォローして応援して下さい。