アメリカでナルナルNPD退治の日々

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片親疎外が始まっても搾取子は搾取子のまま

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はじめに

今回は、ただの日記になるかもしれません。

離婚をきっかけとして、片親疎外が始まり、それまで搾取子だった長男は愛玩子への引き上げられました。

それでも、やはり、搾取子は搾取子のままなんだと思えることがありました。

長男の何とも言えない傷ついた様子に本当に悲しくなりました。

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Image by Rudy and Peter Skitterians via Pixabay

 

搾取子と愛玩子

親から子供への虐待はすべての兄弟姉妹に平等に行われるのではなく、一人を選んで集中的な虐待が行われます。虐待を受ける子供が搾取子です。虐待親は、搾取子以外の子供には、自分の味方になって貰おうと、異常なほどの愛情を注ぎます。愛玩子です。

僕の家では、長男が搾取子で次男が愛玩子です。

モラハラ妻は、長男と次男の扱いが全く異なります。兄弟げんかとなれば、毒母は、必ず、次男の味方をします。本当に酷い差の付け方です。

 

愛玩子への引き上げられた長男

離婚裁判が始まり、モラハラ妻による片親疎外が始まりました。

片親疎外とは、一方の親が、悪口を吹き込むなどの手法により、子供がもう一方の親を嫌ったり、拒絶するように仕向けることです。

モラハラ妻は、子供達を使って僕への嫌がらせをするために、長男は搾取子から愛玩子へと引き上げられました。

離婚裁判の副産物として、長男への虐待が和らぎ、長男は、愛玩子の一員になりました。

子供は虐待を受けることで、虐待親への愛着が増します。長男は、それまで母親から虐待を受けていたが故に、母親からの片親疎外の洗脳を強く受けて、次男よりも強く父親の僕を拒絶するようになりました。

虐待により母親への愛着が増している所へ、父親を拒絶すれば母親からの愛情を貰えると条件が提示されたような状態です。母親からの愛情を渇望している状態の長男が片親疎外による洗脳をより強く受けるのは自然なことです。

 

子供のパスポートの更新

そんな中、モラハラ妻は、子供達のパスポートの更新をしたいと言い出しました。

現在、アメリカで、国際離婚裁判中ですから、国外への実子誘拐を避ける必要があります。僕は、モラハラ妻と僕が、一人づつの子供のパスポートの受け取り人になることを提案しました。

もちろん、モラハラ妻が僕からの提案をすんなりと受けることはありません。屁理屈と詭弁を使ってかなり長い間、抵抗しました。

僕は有無を言わせず、長男のパスポートの受け取りをモラハラ妻に次男を僕にした書類を作成して、持参しました。これに従わないなら、僕は絶対にサインしないと断言しました。

2022年2月3日のことです。

モラハラ妻は、離婚裁判をずっと妨害し続けていますから、国外への実子誘拐くらいはやりかねません。

アメリカでは、国外への実子誘拐が多くあったことから、子供のパスポートの申請には両親の立ち合いが必要です。両親からのパスポート申請の同意を係員ががその場で確認します。

 

モラハラ妻は愛玩子の次男を選んだ

パスポートの申請中も、モラハラ妻は、ずっとモラハラ論法や詭弁を使い、係員を騙して、何とか自分が二人分のパスポートの受け取り人になろうとしていました。

パスポートの受け取りの住所は一つしか書くことは出来ません。いくつも書くとどこに送付して良いのか分からなくなるので当然です。

モラハラ妻は、それをわざわざ、係員に質問して、その答えをいつものように自分の都合の良いように捻じ曲げようとしました。

「パスポートの受け取りの住所は一つだけですよね?」

「はいそうです。一つの住所しか、受け取り先として指定できません。」

「ほら、受け取りの住所は一つしか書くことが出来ない。兄弟二人の受け取りの住所は一致していなければならないのよ!」

本当に気持ち悪いモラハラ論法ですが、この程度のことには慣れました。

「係員の人が言ったのは、一人分のパスポートの受け取り先として指定できる住所が一っか所の意味です。兄弟二人のパスポートの受け取り住所が一致する必要があると言ったんじゃないよ。」

僕は、もう一度、僕の言っていることが正しいことを係員さんに確認しました。

「長男のパスポートを君が受け取り次男のを僕が受け取ることは可能です!現在、僕達は、国際離婚裁判中だから、双方ともに国外への実子誘拐を避けるための取り決めが必要です。」

このようなやり取りが、他にも、続きました。どれも屁理屈と詭弁でした。

最終的には、僕の提案で申請するしかないことが、モラハラ妻にもわかったようでした。

僕も強気に出ました。モラハラ妻の本国は、ハーグ条約批准国ではありません。実子誘拐されれば、子供達を取り返すことは、ほぼ不可能です。

「納得いかないなら、今日は辞めて別の日に出直しても良いよ。」

 

そいて、僕の準備した書類で申請を始めたのですが。。。

係員が申請作業を始めてしばらくしたところで、モラハラ妻が愛玩子の次男のパスポートを自分が受けとると言い出しました。

「だったら、長男のをあんたが受け取って!私は、次男の方を受けとる。次男は私と一緒にいたいの!」

本当に悲しくなりました。

長男だって母親を愛している。母親から選ばれたい愛されたいと渇望している。それをまた、こんな形で、長男と次男に対する愛情が違うことあからさまに示す。

そして、わざわざ、長男に向かって言いました。

「あんたのパスポートはパパに受け取って貰う。私は次男のを受けとる。」

毒母は、長男に向かって「私は次男の方が大事なの」と言ったも同じでした。

たまたま、次男を選んだのではなく、書類をわざわざ、書き直してまでそうしたのですから。

このとき、長男は本当に何とも言えない悲しそうな顔をしました。

一緒に暮らしているときは、これまで、何度も見てきた、顔です。

今僕は、母親の意を弟よりも強く汲んで、父親への攻撃と拒絶をしているのに、ママはやっぱり、弟を選ぶんだね。やっぱり、僕は、ママからの愛情は貰えないんだ。

分かってた。分かってる。僕はいつもこの役回り。

そう感じたことは良く分かりました。

母親による実子誘拐の可能性があることは、子供達も良く理解しています。

現状では、母親は、次男だけを母国へ連れ帰り、長男をアメリカに置き去りにする可能性を長男も認識したと思います。

長男は、悲しい顔はしましたが、何も言いませんでした。

 

僕は、この搾取子と愛玩子のバランスを考えて、モラハラ妻が常に長男よりも次男に愛情を注いでいることを考慮して、次男のパスポートを僕が受けとるように、長男のパスポートをモラハラ妻が受けとるように書類を作成していました。

結果的には、モラハラ妻にぶち壊されてしまいまいしたが。

モラハラ妻は、わざわざ僕が作成した書類の受取人を入れ替えるという、兄弟に対するあからさまな愛着の違いを見せつける行為をしました。

自己愛性人格障害者の共感性の無さには、本当に悲しくなります。

長男の立場にも、次男の立場にも立てていないでしょうね。

 

さいごに

片親疎外が始まっても、搾取子は搾取子のままなんだと悲しくなりました。

モラハラ妻は、離婚する夫を攻撃するために長男への虐待をやわらげ、少し可愛がるようになりましたが、ちょっとしたきっかけで、その本性が現れます。

今は、長男は、片親疎外の洗脳を強く受けていて、僕のことを憎み拒絶していますが、沢山の愛情を長男にも次男にも注ぎたいと思っています。

僕も子供達も伴にモラハラ妻からの虐待の被害者です。