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実験動物にブースター接種してるのですが

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動物にブースター接種してます

僕は医生物学の研究者なので、抗体作成を目的に動物にブースター接種をすることがあります。

こんな僕が人間に行われているブースター接種をどう思っているかを紹介します。

正直、温度差を感じています。

Image by Frauke Riether from Pixabay

ブースター接種

今までのワクチンで議論されることはなかったのに今回から言われるようになったのが抗体の量。抗体価と言われます。

ワクチン打ってもしばらくしたら、抗体の量が減ってくるから、また、打ちましょうねってこれがブースター接種ですね。

そもそもワクチンの目的は記憶免疫を作ることであって抗体量を維持することではないので、この時点で違和感を僕は感じます。感染がなければ抗体が減って行くもの当たり前なので、何を今更、当たり前のこと言ってんの?

例えばツベルクリンワクチンで抗体の量がどうのこうのってそんな話全くないでしょ?子宮頸がんワクチンで接種後の抗体量がどうのこうのってありませんよね。

ワクチンの目的は抗体量を維持することじゃないから、議論しないで、当然なんです。

再感染したときに抗体が速やかに産生されれば良いのであって、常時、高レベルに抗体を維持する必要はありません。

 

ラビットへのブースター接種

僕は医生物学の研究者なので、このブースター接種を動物(うさちゃん)にすることがあります。

その目的は?

抗体を沢山産生し精製することです。だから、ブースター接種をすれば抗体が沢山できるのは正しいです。

でも、ここで強調したいのは、このブースター接種したうさちゃんを僕達がどうしているか?です。

屠殺して全血採取して目的の抗体を精製します。

 

温度差に驚く

正直な感想。

えー!予後なんて全く考えなくて良い(屠殺する)動物に、ただただ、抗体を沢山作らせる目的するブースター接種を人間にするの?

正気の沙汰ですか?

ワクチンには、アジュバンドと呼ばれる毒が入っています。だから、打てば打つほど、何が起きるか分からない状況になります。

狙った標的(コロナの場合はスパイクタンパク)に対する抗体は産生されかもしれませんが、そうでないものへの免疫を獲得する(他の物質への抗体ができる)可能性もどんどん上がり、ギランバレー症候群などの自己免疫疾患のリスクが上がります。

かわそうではあるけど、動物の場合はそれでも良いのです。ブースター接種後の健康状態なんて気にしなくて良くて殺しちゃうからです。

そして、自己抗体が出来てたとしても、狙った標的分子の抗体だけを全血採取後に精製する方法が確立されています。

まあ、こんな仕事を日々しているので、ブースター接種を人間様にするって本当に恐ろしいことだと思ってしまいます。繰り返しですが、正気の沙汰ですか?

人間の場合は、抗体を作ることが目的ではなくて、健康でいることが目的なのですから。予後を全く気にしなくて良い動物にすることを人間様にするって恐ろしいとしか言いようがありません。あまりの温度差に驚くばかりです。