離婚を希望する理由
僕が離婚を希望する理由は、妻の肉体的・精神的・経済的虐待(DV)のため、一緒に生活するのが難しいからです。子ども達のためと腹をくくり、仮面夫婦になっても良いなら、前者の肉体的・精神的DVは対処可能です。
暴力に関しては筋トレなど体を鍛えて、女性からの暴力では壊れない体を作れば良いだけです。精神的DV、モラハラについても、妻に何と言われようとも僕はそんなダメな人間ではない!と自己肯定力を高めることである程度対処できます。
でも、最後の経済的虐待(Economic abuse)は、難しいです。どんなに夫婦関係が良好であっても、どちらかが、頻繁に大きな借金をしてくる、家計のお金を相談無く使いこむようでは、婚姻の継続は難しいと思います。
経済的虐待(Economic abuse)とは
経済的虐待とは以下のようなことです。日本では、マネハラという言葉もあるみだいですね。
生活費を渡さない。ほどんどお金を使えない状況にする。細かくお金の使い方を指定する。無断で借金を作る。無断で大きな買い物をする。無断で銀行からお金を抜き取る。家計についてほどんど意見を聞き入れない。
僕の妻は、働いてないので、「生活費を渡さない」はありませんが、その他はすべてあります。もう、二つほど例を足したいです。
- 配偶者の稼いできたお金は、何の感謝も疑いも無く、100%自分のものだと思っている。
- 稼ぎが少なすぎると平気で言う、罵倒する。
DVが存在する場合、99%の確率で経済的虐待も伴うそうです。お金まわりでの何らかの理不尽さを、ほぼすべてのDVモラハラ被害者は、感じていると言い換えても良いと思います。DVモラハラ配偶者に悩んでいる方は、思い当たるのではないでしょうか。
浪費 (Uncontrolled overspending)
僕の妻の何よりも困るのは、酷い浪費となっていることです。僕が妻に家計で頼んでいることは一つだけです。
収入の範囲内でやりくりして欲しい。
それだけです。働きに出ろとも言っていません。何にいくら使うかは、任せると伝えています。でも、僕の稼ぎが少なすぎるから仕方が無いと一切聞き入れません。
離婚しようにも、弁護士料は言うまでもなく、離婚申請時に裁判所に支払う$250の料金すら無い状態です。日本で離婚調停をしようにも、収入印紙代も払えない状態と言ったところでしょうか。
参考に、僕の年収は$88,000。僕の住んでいるMorris county, New Jerseyの平均世帯年収は、$93,000です。確かに平均よりは低いですが、我が家くらいの家計でやりくりしている家庭は多くあるはずです。
DVやモラハラも精神的に辛いですが、この経済的な不安はとても辛いです。生活がかかっていますから。次はクレジットカードは払いきれるだろうか。家のローンは大丈夫だろうかと。
そうやって不安に思いながら、夜家に帰るとオンラインショッピングで購入したであろう段ボール箱が玄関の前に山のように積みあがっていたりして。
何とかして欲しいと妻に頼めば、「このポンコツATMが!!」と罵声。
そして、この2月は、どうにもクレジットカードもしくは家のローンが払い切れないことが確定し、自分で何等かの対策を取るしかないと決意しました。
強硬手段
妻とのJoint account(共同銀行口座)の一つをクローズして、新たな口座を開設。妻を締め出しました。今後、妻はこの口座からお金を引き出すことはできません。この口座へは、家のローン、インターネット、自動車保険など、固定費のみを僕の給料から振込み支払いに充てます。これで少なくとも一部の固定費の心配をしなくて済みます。
さらに妻とのJoint accountを一つだけ残して、僕の給料の残りをほぼすべてこちらに振り込みます。固定費以外の変動費はこの範囲内でやりくりして欲しいと言い切りました。もちろん、妻が同意することはありません。裁判所へ訴えてやると脅しています。
弁護士への無料相談で、違法ではないことは確認しています。むしろ、弁護士やDV被害者をサポートする団体から勧められたことです。僕が自分の趣味などに充てるお金を抜き取っている訳ではないので、全く問題ないそうです。自分と家族を守るためにやるべきことをやるだけです。
強硬手段に出る前に
妻には相談せずにやってしまおうかとも悩みましたが、どんな結果になっても、話した方が、僕自身の後悔が少ないだろうと思い相談しました。
「一つのJoint accountへ固定費のみを振り込むから、この口座のお金には一切手を付けないで欲しい。」
妻は激高。僕の家事や育児のやり方が気に入らないなど、お金とは関係ないことで責め立てて、話になりませんでした。自己愛性人格障害者なので仕方無いかもしれません。こんな単純で常識的な提案であっても、僕(自分よりは下だと見下した人間)からの提案を受け入れるのは耐えられない苦痛なのでしょう。僕の軍門に下った、利用されていると考えるのでしょう。この程度のコミュニケーションも出来ないのかと悲しくなりました。
「同意してくれないのなら、Joint accountの一つをクローズして新たなaccountを作らせて貰う。君は、この口座へアクセスすることは出来ないようにするけど、残高は、いつでも見せるよ。本当に固定費分しか入れていないと証明するために。」
妻は、聞いていたが聞いてなかったかは分かりません。