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モラハラ妻・夫(ナルシシスト・人格障害者)による後出しジャンケン - ダブルバインドとは

ダブルバインド(Double Bind) という言葉をご存じでしょうか?
これは、心理的な「後出しジャンケン」とも言える現象で、特にモラルハラスメント(モラハラ)が存在する職場や家庭内で頻繁に見られます。ダブルバインドは、モラハラを行う人々、特に自己愛性人格障害者(ナルシシスト)が自分を優位に立たせるために使う戦略です。その結果、被害者はどの選択肢を選んでも、あるいは何をしても、最終的には「悪者」にされる状況に追い込まれます。こうした経験をしたことがある方も少なくないのではないでしょうか。この記事では、ダブルバインドとは何か、その具体的な実例、さらにその目的や被害者への影響について詳しく解説していきます。ぜひ最後までお読みいただき、対処法を考える一助にしていただければ幸いです。

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Image by John Hain from Pixabay

ダブルバインドとは?心理的な後出しジャンケン

ダブルバインドとは、同時に相反する命令や要求を相手に課すことで、相手がどちらを選んでも自分が常に「勝ち」、相手が「負ける」ように仕向ける手法です。
この状況では、相手がどう行動しても「間違った選択」をしたことになり、結果として優位性を保つことができます。ダブルバインドは、家庭内や職場など、どのような関係性でも見られるモラハラの一つです。その背景にはナルシシズム・自己愛性人格障害があります。

ダブルバインドの実例

ビジネスの例

「何かわからないことがあれば質問してください」と上司が言ったとします。ところが、実際に質問すると、「それくらい自分で考えられないのか?」と叱責される。
質問しても叱られる、しなくても叱られるという状況です。

 

家庭内でのモラハラの例

仕事と家庭の板挟み

私の実体験ですが、モラハラ妻は、私の給料が安いことを常に責め立てていました。「もっと出世して稼げ」という要求です。しかし同時に、「家事や育児にももっと時間を割け」と責められる。

  • 仕事に専念すると → 家庭を省みないダメ夫と責められる

  • 家事育児に時間を割くと → 稼ぎが少ないと非難される

早く帰宅してもしなくても

仕事が忙しく、帰宅が遅くなると「こんな時間に帰ってきてどうするつもり?」と家庭を軽視していると叱責されます。一方で、早く帰宅すれば「その顔を見るだけでムカつく!出て行け!」と責められる。
遅く帰っても早く帰っても批判される、どちらを選んでも「間違い」になるのです。

片親疎外

モラハラ妻は、子どもたちに対して「父親と面会に行きなさい」と表向きには促す一方で、「絶対に父親と行くんじゃない!」という態度や行動で真逆のメッセージを伝えます。その結果、子どもたちはどう行動しても批判されるという、心理的な袋小路に追い込まれるのです。

例えば、子どもたちが父親と面会に行けば「どうしてあんな問題のある父親と出かけたの?」と非難され、行かなければ「私は父親と会うことを勧めたのに、子どもたちが行かなかった」と冷たく言い放つ。このように、一貫性のない態度によって子どもたちは混乱し、どちらを選んでも不快な状況に直面します。

片親疎外の戦略として、標的親がどのように行動しても悪者に仕立て上げるケースがあります。例えば、子供に何かを買ってあげると「子供の心を金で買おうとしている」と非難され、逆に買わなければ「子供への愛情がない」と責められるのです。

このように、何をしても否定される構造そのものがダブルバインドの典型的な形といえます。

ダブルバインドの目的と効果

ダブルバインドの最も大きな目的は、相手をコントロールし、心理的に優位に立つことです。

ダブルバインドがもたらす影響

選択の迷い

どちらを選んでも責められるため、被害者は常に正解を探し続け、相手の顔色を伺うようになります。

自己判断の喪失

次第に自分の判断力や自信を失い、仕掛けた側に依存するようになります。

学習性無力感

何をしても否定される体験が積み重なると、「どうせ何をしても無駄」と思い込むようになり、行動力や意欲が失われていきます。

ダブルバインドの背景:なぜこのような戦略を身に付けるのか?

子どもとゲームをしているとき、負けそうになると突然新しいルールを作ったり、これまでのルールを変更したりする子どもを見たことがあるかもしれません。あるいは、自分自身が子どものころに同じような行動をとった経験がある人も多いでしょう。

私自身も幼い頃、そんな行動をしていた記憶があります。

しかし、多くの人は成長の過程で「後からルールを変更するのはルール違反である」と学び、そうした行動をしなくなります。社会的なモラルや倫理観を身につける中で、「フェアプレー」を守る重要性を理解するからです。

一方、ナルシシストは、自分の間違いや失敗を認めることが極めて困難です。そのため、「ルールを後出しで変更するのは望ましくない」という倫理観を身につける機会を逃してしまいます。彼らにとっては、自分の間違いや失敗を認めないことの方が、社会的なモラルや倫理観よりも大事だからです。その結果、大人になっても、自分を有利にするためにルールを恣意的に操作し続けるのです。

こうした背景から、彼らは「ダブルバインド」を戦略として使うようになります。例えば、相手がAを選べば「ルールB」を適用し、Bを選べば「ルールA」を適用することで、常に自分が勝ち、相手が負ける状況を作り出します。

このような手法を駆使する中で、彼らは次第に「自分の非を認めたり謝罪したりする必要がない」ことや、「相手を簡単にコントロールできる」ことを学び、さらにその行動を強化していくのです。

心理的後出しジャンケンーダブルバインドのまとめ

モラハラ人間(ナルシシス自己愛性人格障害者)がよく用いる「ダブルバインド」という戦略について解説しました。このような体験がある方は、「相手の顔色を伺うようになった」「自分の判断力に自信が持てない」「何をしても不満を言われる」と感じたことがあるかもしれません。それは、まさにダブルバインドの影響です。

対策として、まずは自分がダブルバインドに巻き込まれていることを認識することが重要です。
この知識が、あなた自身を守る第一歩となるでしょう。