アメリカでナルナルNPD退治の日々

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片親疎外から自分の子供だけを救い出すことは出来ない

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はじめに

片親疎外とは、離婚を主なきっかけとして、一方の親(疎外親)が、もう一方の親(標的親)に対して拒絶や嫌悪感を抱くように子供を洗脳することです。

片親疎外は酷い部類に入る児童虐待です。

様々な悪影響を子供に与えます。

多くの標的親がこの酷い虐待から、何とか、自分の子供を救い出そうと努力しています。僕も日々打ちのめされながらも努力しています。

でも、この虐待から自分の子供だけを救い出すことは出来ません。

片親疎外に苦しむすべての子供達を救い出したときあなたの子供も救われます。

Image by Gerd Altmann from Pixabay

 

片親疎外から自分の子供だけを救い出すことはできない

片親疎外という児童虐待から自分の子供だけを救い出すことはできません。

この虐待に苦しむすべての子供達を救い出したときあたなの子供も救われます。

これはある片親疎外の研究者の言葉です。

本当にその通りです。

司法が片親疎外に対応しきれておらず、世の中での認知と理解不足など問題が山積みだからです。

 

司法が片親疎外を守る

アメリカでは、日本よりも、片親疎外が良く認知されていますが、それでもすべての裁判官、精神科医や弁護士が片親疎外を認知している訳ではありません。

片親疎外は存在しないと考えている専門家も多いです。

場合によっては司法が片親疎外を守ることすらあります。

例えば、裁判官が、片親疎外への知識がない場合などは悲惨です。

裁判官が子供へのインタビューを行い子供自身にどちらか一方の親を選ばせることがあります。疎外親からの洗脳により子供が疎外親を選び標的親を拒絶し、それを裁判官が認めることあります。

この場合、司法が片親疎外を擁護してしまいます。

健全な親から子供を引き離し、虐待親のもとへ置きます。

 

片親疎外が世の中で認知されていない

なぜ、司法が擁護するかと言えば、片親疎外が一般的に認知されていないからです。

アメリカは日本よりは片親疎外が認知されていますが、それでも、片親疎外が酷い児童虐待であると同時にDVであることは、あまり認識されていません。

世の中一般的に認識されていないので、司法における問題点が議論されることがありません。

片親疎外を何とかしようと世論が動きません。

疎外を受けている親や子供が外に助けを求めることも難しい上に求めても助けては貰えません。

 

日本では共同親権すらない

それでもアメリカで片親疎外が日本よりも良く認知されているのは、共同親権があるからです。

共同親権と共同監護権の下で子供が離婚した両親の間を行ったり来たりする中で片親疎外が発覚します。疎外親が子供を洗脳してもう一方の親を拒絶させます。標的親は子供からの拒絶や攻撃を受けることで片親疎外を認識します。子供が標的親と関わる機会があるので、片親疎外が発覚しやすい土壌があります。

発覚することが多いので、それを問題視する人、情報発信する人も多くなります。

日本では、共同親権がないので、片親疎外が発覚し難い上に問題視される土壌すらありません。

疎外親が親権を持った場合は悲惨です。

子供と標的親の面会や健全な関係構築を必ず妨害するでしょう。

妨害されても標的親は親権がないので対抗手段がありません。

日本で片親疎外の被害を受けている標的親のことを思うと本当に胸が痛みます。

kanametsukuru.hatenablog.com

アメリカでもいろんな制限はありますが、それでも、日本よりは良いと思います。

僕も子供からのいわれのない拒絶や攻撃を受けていますが、それでも、子供と会うことは出来ています。

日本では子供と会うことも話すこともできない、居場所すら分からないとなる可能性もあります。

 

片親疎外に苦しむすべての子供を救い出す

この考え方はすごく大事です。

片親疎外から自分の子供だけを救い出すことは出来ませんが、この虐待に苦しむすべての子供を救い出したとき、自分の子供も救われます。

この考えを持って僕は片親疎外のブログを書いています。

微力ながら、すべての子供達を救い出すために何かをしたいと思い記事を書いています。

そのために情報発信しています。

自分と子供達がその被害にあっていることを発信しています。

世の中、片親疎外なんて存在しないと思っている人も多いです。

でも、はっきりと断言できます。

片親疎外は存在します!

とても酷い児童虐待です。

 

もう一つ僕にできることは、共同親権と監護権の獲得を目指すことです。実際にやっています。モラハラ妻は単独親権を主張しています。

たった一例ですが、僕が共同親権と監護権を獲得することで、共同親権と共同監護権が世の中の既定路線(デフォルト)に近づくからです。

アメリカでは共同親権と監護権は認められていますが、それでも、まだ、既定路線(デフォルト)とはなっていません。

離婚時に共同親権と監護権を第一選択肢として考えることが定着すればするほど、片親疎外は減ります。疎外親は子供と標的親との関係を壊すために自身の単独親権を主張します。単独親権そのものが稀な選択肢となることで疎外親の企みを予め阻止することができます。

僕は、片親疎外により洗脳された子供達自身から攻撃を受けています。悪口と誹謗中傷を受けています。ときどき、すべてを投げ出したくなることもあります。子供達を救い出そうとお金も時間も使っていますが、子供達自身からそのことを責められます。もう、離婚も子供もどうでも良いと思うこともあります。

でも、諦めず、自分を奮い立たせてかんばっています。

 

まとめ

片親疎外は酷い児童虐待であり元配偶者へのDVです。

残念ですが、この虐待から自分の子供だけを救い出すことは出来ません。

司法や世の中での認知など、片親疎外を取り巻くシステムに不備があるからです。

それでも、この虐待に苦しむすべての子供達を救い出したときに、自分の子供を救い出すことが出来ます。

今後もそのために情報発信をして行きます。ご協力お願い致します。