ナルシシズムを乗り越えよう

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共同親権反対の論拠「DV事案」を秒で論破しちゃいましょう

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共同親権反対の論拠「DV事案」

日本では共同親権の法制化が進んでいます。

僕はアメリカに住んでいるのでYouTubeなどで日本のニュースの切り抜きを見るだけですが、それだけでも共同親権反対派が一定数いて、メディアを使った洗脳が繰り広げられていることを感じます。

共同親権反対の論拠として必ず上がるのが「DV事案」です。

それを見る度にあまりに幼稚な論理で、日本国民を馬鹿にするな!と言いたくなります。

この「DV事案」は簡単に論破できます。

いきなり、結論です。

例外的な「DV事案」を使って、すべての離婚のケースで共同親権を認めないって筋が通りません。

単独親権を盾にとっての片親疎外、親子断絶を防ぐため、日本国民全員でDV事案を論破して、原則共同親権、原則共同監護を実現しましょう。

Image by Gerd Altmann from Pixabay

 

おきまりのDV事案

DV事案とは?

夫婦の間にDVがある場合、共同親権となり、元夫婦が接触を持つとDV被害者が加害者からの逃れることができない。

これがDV事案です。共同親権反対の論拠としていつも上がるものです。

「DV事案」が共同親権反対、単独親権維持の論拠として認められるのは、DVが日本の離婚の主な原因になっている場合です。

もう少し踏み込むと、この懸念されている状況(DV被害が離婚後も発生)が、ほぼすべての離婚のケースで起きる場合です。

この離婚理由のほんの一部の理由を使い「共同親権、共同監護」はすべての離婚で一切認めないというのは筋が全く通りません。

はい。秒で論破できました。

DVは男性側の離婚理由の第5位までには入っていません。僕は男性DV被害者ですが、それでも、命に危険を感じるほどではないです。

このDV事案の状況になることを懸念する男性被害者はほぼいないでしょう。

DVは女性側の離婚理由の第4位であり一位ではありません。

さらに、離婚後、逮捕されるリスクを冒して加害行為を行うケース(←まさにこれが懸念されているのがDV事案)と考えると、かなり少ないでしょう。「通り魔」くらいの可能性ではないでしょうか。おそらく離婚全体の1%にも満たないでしょう。

どれだけ特殊なケースを盾に取り、すべての離婚で共同親権に反対する論拠にしているんだ!!とツッコミを入れて下さい。

 

外国へも同じ主張をしますか?

日本での共同親権論議は、一部、外国からの圧力によるものです。

同じ日本人として恥ずかしいですが、日本人配偶者に子供を連れ去れたと言う声をアメリカでもしばしば耳にします。このような日本人に子供を連れ去られた外国からの圧力により日本での共同親権の法制化が進んでいる一面があります。

では、共同親権反対派が、「DV事案」を日本で共同親権を導入しない論拠として、海外へ向けて使っているでしょうか?

もちろん、一切、使いません!

なぜか?

先程の議論になるからです。

現在、日本では三組に一組が離婚します。三割です。

「DV事案」を理由に日本で共同親権を認めないと主張するとどうなるか?

日本では、三組に一組が離婚し、ほぼすべてのケースの原因がDVであり、離婚後、逮捕覚悟で加害行為行う人がほとんどであるとなるからです。

日本ではDV事案が頻繁に勃発するので「共同親権」は導入しませんって理屈になります。

諸外国からは

日本ってそんなに野蛮な国なの!?

となってしまい、国際的な信用も何もあったもんじゃありません。

そして、これは、日本国民の皆さんが胸を張って違うと言えるはずです。

日本はそんな野蛮な国ではありません!

この意味で「DV事案」を耳にする度に日本国民を馬鹿にするのもいい加減にしろ!と思ってしまいます。

海外へ向けて胸を張って主張できないことを使って「日本人」を欺いてんじゃない。

 

さいごに

日本国民全員で共同親権反対派の「DV事案」を秒で論破しましょう。

ニュースなどでは必ず「共同親権に反対する専門家もいます。夫婦の間でDVがあった場合・・・・・・」となります。

おかしいでしょう!とツッコミを入れて下さい。

物事には大多数を占める「一般的事象」を基本として作られる「原則」とそれに当てはまらない「例外」があります。

例外的な事象を使って一般的原則をゆがめているのが「DV事案」です。

これって都合の良い所だけを切り取って話すモラハラ論法です。

 

僕自身は命の危険を感じるほどではありませんが「DV事案」の当事者です。婚姻期間中、モラ妻からのDV、モラハラ、マネハラを受けて来ました。離婚後は、DV加害者と一切関わりたくない気持ちはもちろんあります。僕は、子供がいなければ100%一切関わらないと断言します。

でも、親としての責任があります。そして、そのDV加害者を選んだのは被害者の自己責任です。それを棚に上げて、子供のルーツの半分を否定し、消し去るべきではありません。

僕の離婚するモラ妻は、典型的な自己愛性人格障害者です。つまり、毒親です。それでも、彼女を子供達の人生から消し去ろうなんて思いません。

僕が健全な親である努力を続け子供達と関わり続ける限り、子供達はその毒親から何かを学びます。反面教師かもしれませんし、そんな毒親だって、生きている以上、何らかの長所や学べる何かがあります。