はじめに
僕がこの一年ほど親子断絶した経緯を僕からの視点で紹介したのですが、これを少し別の視点から紹介します。
僕と僕の弁護士がこれをどう捉えて対処したかの視点でお話します。
被る部分もありますが、自己愛性人格障害者が相手の離婚裁判でどう戦略を立てるか、また、New Jerseyの家庭裁判所の特殊な事情など学べる部分があります。
断絶の経緯
僕が子供達と結果的に一年以上の断絶となった経緯はこちらです。
簡単に言うとモラ妻が子供を使い離婚妨害をしてきたので子供との時間は要求しないから先に離婚を終わらせてることにしました。
新しい弁護士との作戦会議
当時の状況
僕が今の弁護士へ変更したのは2022年の7月ころでした。
当時の問題は、モラ妻が何度も離婚調停をドタキャンして、とにかく離婚成立を妨害し続けていたことでした。その上で僕へ多額の婚姻費の支払い義務が生じ経済的に時間が経てば経つほど困窮していく状況でした。
モラ妻の片親疎外と戦うためには、弁護士料もエキスパートによる調査も必要となり、その経済的は力はなく、戦えば離婚成立せず婚費も続くの悪循環でした。
調停のドタキャンと度重なる音信不通に加えて、モラ妻の離婚妨害の手法の一つが子供を洗脳しての意図的に複雑な問題を発生させるというものでした。これまでも何度か記事にしてきましたが、自作自演でありとあらゆることをしていました。
離婚を進めるために裁判所で時間を取りますが、子供関連の問題を話し合うだけで時間を使い切り離婚関連の取り決めが一切できない状態でした。
自己愛性人格障害者のやり方というか異常性を嫌というほど学びました。複雑な問題を解決するには細分化単純化して個別に解決を図ることが大事ですが、人格障害者はその逆を行きます。まずは、個々の問題を複雑化し、さらにそれらを被せて行きます。
離婚と親権監護権を切り離すことができない
このような状況ですから、離婚と子供のこと(親権と監護権)を切り離せばよいと思うのですが、これはNew Jerseyでは基本的に出来ないことになっています。アメリカでも州によっては可能なところもあります。Virginia州は離婚は巡回裁判所、親権はJ家庭裁判所と管轄を分けることが可能です。
New Jerseyではこれがこれができません。では、一度、子供のこと諦め親権をモラ妻側へすべて渡して離婚成立後にそれを変更してはどうか?と思うかもしれませんが、これもNew Jerseyでは難しく、一度決まった判決や同意を後でひっくり返すことはとても難しいとされています。
最初のゲームプラン
このような状況で新し弁護士はCustody evaluationを勧めましたが、ここで問題なのが婚姻費が故にこの費用を出せないことでした。そこで、自宅を抵当にしてこの費用を捻出することをモラ妻側へ提案しようとなりました。
その他はモラ妻を調停の席へつかせるため、まずは調停の予定を入れ、必要ならば裁判所へモラ妻による離婚妨害の現状を訴えることになりました。
まとめ
このゲームプラン実行が新しい弁護士の初仕事となりますが、いきなり、超悪性人格障害者の洗礼を受けることになりました。
続きます。