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「家族の大事な決定に参加させない」は立派なDVモラハラ

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はじめに

DVとかモラハラというと何だか被害者を暴力や暴言で家族を攻撃するイメージがあると思います。

そのような攻撃的な行為でありませんが、「家族の重要な決定に参加させない」も立派なDVモラハラです。

その根底にあるモラハラ加害者の心理は、暴力暴言で攻撃する場合と全く同じです。

モラハラ加害者は、被害者を見下し自分よりも下の立場の人間として扱うことで尊大な自己像を満たして快感を得ています。

その快感無くしては生きていけない依存症です。

 

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モラハラ加害者が被害者を「家族の重要な決定に参加させない」理由

モラハラ人間は、人間関係を常に相手は自分より上か下かという基準で捉えます。

自分よりも下だと見なした人間をバカにしたり、マイルールを押し付けてコントロールすることで、自分は優秀な人間であるとの尊大な自己像を満たして快感を得ています。

家族をバカにすることで自分はその家族よりも上の立場の人間だと思い込もうとします。

家族をコントロールすることで、自分は相手を思い通りに操ることのできる力のある人間だと思い込もうとします。

被害者を家族の重要な決定事項に参加させないのも、この自分が勝手に決めた上下関係を使って尊大な自己像を満たすためです。

自分の意見だけを通して、相手の意見を一切聞き入れないことで、自分は相手よりも優秀で力のある人間だと思い込もうとします。

被害者に一切の相談なく、決定を下すことによって自分に権力が集中しているかのような錯覚を抱き自己陶酔します。

また、相談は対等な人間関係で成り立つ行為です。モラハラ加害者としては、被害者と自分が対等な立場であることも受け入れられません。

 

「家族の重要な決定に参加させない」の具体例

義母との同居

2018年9月から、突然、義母との同居が始まりました。

同居は一年半ほど続きました。

僕への事前の相談はありませんでした。だから、了承もしてません。

日本人の感覚では、夫婦のどちらかの親との同居が一年以上の期間にわたって続く場合、夫婦の間で了承を取ると思います。

僕だったら、自分の親が三日間遊びに来るだけでも妻には必ず事前に相談します。

家族の重要な決定に参加させないどころか、事前の相談すらない事例です。

 

幼少期の子供達と一緒に過ごせなかった

僕には二人の子供がいますが、彼らが小さいときに僕は一緒に過ごしていません。

妻が母国の実家に子供をあずける言い張ったからです。

子供達と過ごす時間は、二度と返ってこないので、僕は、子供達と一緒に過ごしたいと妻に頼みましたが、聞き入れられことはありませんでした。

どちらの子供も、初めて立っちをした、歩いた、その瞬間に僕は立ち会っていません。

 

浪費

収入の範囲内で家計をやりくりして欲しい。

大きな買い物をするときには相談して欲しい。

妻が僕の要望を聞き入れらることはありませんでした。

自分が見下した被害者の方がまともだと認めることも、それを聞き入れることも、モラハラ人間には大きな苦痛を伴います。

だから、「収入の範囲内で家計をやりくりして欲しい」が聞き入れられることはありません。何としてでも反発して浪費を繰り返します。

 

また、収入の無い妻が僕に「なになにを買いたいけど、どう思う?良いかな?」と相談するのは、人間関係を常に上下関係で捉えるモラハラ人間には、「お伺いを立てている」行為と捉えるようです。

自分が見下した被害者と対等な立場になることすら耐えられないので、さらに自分の方が「お伺いを立てなければならない」下の立場になることは絶対に耐えられないことです。

 

子供達の成長に関して

子供達の習い事も僕には何の相談もなく始めます。

始めての携帯電話やコンピューターを子供達に買い与えるときも僕には何の相談も無しです。

このようなことは、子育てのマイルストーンのようなものです。

これらすべての瞬間から自分が排除されているのは寂しいものです。

家に帰ると子供達がピアノを弾いていたり、携帯電話を持っていたり、コンピューターを使っていたりする姿を事前に何も知らされることなく見るのは親として寂しいものです。

 

「家族の大事な決定に参加させない」も他のモラハラ同様に治らない

モラハラは依存症です。

喫煙者がたばこを吸わないでいることが難しいようにモラハラ加害者はモラハラをしないでいることが難しいです。

本当に息をするように相手を見下し傷つけます。

「この家族の決定に参加させない」も他の暴力暴言のような攻撃的なモラハラ同様にモラハラ加害者はやめることができません。

家族の決定において自分の意見を聞いて欲しい、少なくても事前に相談して欲しいと頼んでも聞き入れて貰えません。

意見を尊重したり相談するのは、対等な立場の人間にすることでです。

そんなことをしては、モラハラになりませんから、モラハラ加害者は快感を得ることが出来ません。

だから、いくら被害者が考えを改めて欲しいと頼んでも聞き入れては貰えません。

モラハラ加害者は、被害者が自分と対等な立場になることが耐えられません。

 

まとめ

家族の大事な決定に参加させて貰えない、相談することすらないも立派なモラハラです。

一般的な暴力暴言を使うモラハラと同様に加害者の尊大な自己像を満たすために行われます。

他のモラハラ同様に依存症としての側面があるため、次からは事前に相談して欲しい、自分の意見も考慮して欲しいなどの被害者の希望が聞き入れられることはありません。