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モラハラ人間(自己愛性人格障害者)が結婚できる理由 (1)結婚までは忍耐強くモラハラはしない

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なぜそんなモラハラ人間と結婚したの?

モラハラ人間(自己愛性人格障害者、ナルシシスト)は、DVやモラハラを行います。

被害者の置かれている状況には同情するものの、なぜそんな人と結婚したの?と疑問を持つ人も多いと思います。

そんな悪魔的な行いにも関わらず、なぜ、モラハラ人間は結婚できるのか?

当然の疑問だと思います。

理由はいくつかあります。

その一つは、自己愛性人格障害者は、結婚まで(獲物を得るまで)は、忍耐強くその悪の顔を隠すからです。

モラハラ人間というと短気で突然キレるという印象を持っているかもしれませんが、実は非常に忍耐強い一面を持っています。

 

なぜ、被害者は、そんなモラハラ人間と結婚したの?

被害者としての答えの一つは、「DVモラハラをする人だとは、結婚するまで、全く分からなかったから」です。

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Image by Brigitte makes custom works via pixabay

結婚前には悪魔的な一面は見せない

モラハラ人間は、非常に忍耐強く、結婚前にはその悪魔的な一面を一切見せません。

むしろ、被害者からすると、これまでにお付き合いした誰よりも自分を受け入れてくれる、どんなことにも理解を示してくれる、優しいなんてこともあります。

モラハラ人間からすれば、被害者は獲物です。

モラハラ人間は、獲物を得るためには、異常な執念と忍耐力を示します。

 

僕が経験した実例

僕もモラハラ妻と知り合ってから、5年目に結婚しました。

でも、結婚までは、その後に見せる悪魔的な一面は全く見せませんでした。

 

僕が知っている人の中で、誰よりも僕を受け入れて、尊重してくれた人でした。

そして、すごく優しかったです。

 

変な例え話です。

もし、僕がモラハラ妻ではなく、他の女性と結婚して、その結婚相手と何か問題が起こった場合、「やっぱり、あの人(現モラハラ妻)と結婚しておけば良かったのかなー」と必ず、後悔したと思います。

それくらい、モラハラ妻は結婚するばでは、何でも受け入れてくれて、優しかったです。

 

暴言や激高なども一度もありませんでした。

 

今思えば、これ自体が異常です。

とりわけ、女性は、自分が結婚を決意するほどに心を許した人には、ときに感情的になります。

男性からすると、八つ当たり?とか、そんなごむたいな、と思えるようなことがあります。

僕が女性でも、結婚する前には、一度はやっておきます。

そんな自分を受け入れてくれるか?

ときにイライラする姿を見た後でも自分と結婚したいと思ってくれるか?

女性なら、こういうことを確認したいと思うのは当然です。

 

男性だったら、結婚したい女性の前でおならの一つもしてみるって感じしょうか。

おなら一つで破局するくらいなら、結婚はできません。

 

ところが、僕が結婚したモラハラ妻は、女性特有の感情的になるということが結婚前には、一度もありませんでした。

いかに忍耐強いかが分かります。

獲物を得るまでの執念は凄まじいです。

 

後にモラハラ加害者化する片鱗はあったけど

では、被害者として、自分が結婚しようとする相手が、後にモラハラ加害者化することを全く見抜けなかったかというと、そうでもありません。

後になってみれば、確かにその兆候はありました。

それでも、全く、欠点のない人なんていませんから、ある程度、目をつむったり、自分が努力して何とかしようと考えます。

多くの被害者に共感して貰えると思いますが、自分が目をつむろうとか、努力しようと思った、その部分が、後にモラハラ加害者化する兆候でした。

 

僕の場合だと、現モラハラ妻は、その当時、ストーカー気質がありました。

当時の彼女のデート中に後ろをつけていたり。

僕が職場の机に入れていたスペアキーで僕の部屋に勝手に忍び込んでいたりしました。

最初は気持ち悪いとも思いましたが、そんなに僕のことを思ってくれるのかと結婚前には考えるようになっていました。

 

それから、現モラハラ妻は、その当時、自分が嫌う人には、非常にきつく当たっていました。

それでも、僕には、とても優しいから良いかと思っていました。

僕が学んだことは、結婚してしまうと、そうやって好きで必死に口説き落とした夫ですら、彼女が嫌う人(非常にきくつ当たっていた人)の立場になってしまうことです。

当時、彼女が嫌う人はかなり酷い当たられ方をしていましたが、現在は、それを上回る勢いで僕への攻撃が続きます。

 

おわりに

今回は、モラハラ人間が結婚できる理由、被害者がモラハラ人間と結婚してしまう理由を紹介しました。

理由の一つは、モラハラ人間は、獲物を得るまでは、DVやモラハラは一切しないからです。

被害者の立場で言えば、被害者は、結婚前には相手のモラハラ人格を全く見抜けないからです。見抜けないどころか、配偶者として選ぶに本当に良い人のように思えることもあります。

後になってみれば、後にモラハラ加害者化する片鱗のようなものは、確かにありました。

それでも、欠点のない人もいませんし、結婚生活にはある程度の努力も必要です。

そんな気持ちで、モラハラ人間と結婚してしまう被害者が多いと思います。