モラハラ人間(自己愛・境界性性人格障害者)が標的を探す方法
モラハラ人間(自己愛性人格障害者、ナルシシスト)は、奪って得する何かを持ち、優しくて穏やかで、共感性があり、他者を尊重し、責任感のある人を被害者として選びます。
モラハラ人間が被害体質の人を見抜く方法を、自分の経験を基に考えてみました。
まず、どんな人にも同じ態度で接している人の中から標的を見つけます。
虚言を使い騙されやすい人かどうかを見極めます。
それをパスすると褒めまくりの猛アプローチをかけます。

- モラハラ人間(自己愛・境界性性人格障害者)が標的を探す方法
- モラハラ人間が選ぶ人ーモラハラ人間を引き寄せてしまう人ー
- モラハラ人間による初期選考
- 虚言壁を使ってテスト
- ラブボミング(Love Bombing)
- モラハラ人間が獲物を探し出す方法まとめ
モラハラ人間が選ぶ人ーモラハラ人間を引き寄せてしまう人ー

モラハラ人間、とりわけ自己愛性人格障害者は、他者から奪うことに執着しています。人格障害者が狙うのは、奪える何かを持っている人、奪って得する何かを持っている人です。例を挙げると
1) 高収入
2) 容姿の良さ
3) 周囲の人から好印象を持たれ好かれている人
4) 人間性や精神性の高い人
となります。
最後の人間性の高さは大事です。モラハラ人間が選ぶのは、優しくて穏やかで、他者への共感性を持ち、他者を尊重し、責任感のある人です。このような特徴を持つ人は、モラハラ加害者から見ると、モラハラを行いやすい相手です。
優しくて穏やかなので、モラハラをしても激しく反抗してくることがありません。
他者に共感性を持ち尊重するので、モラハラ人間の異常な物言いや要求も、なんとか相手の立場に立って理解しようと努力します。
責任感があるので、押し付けられた責任を引き受けます。
そして、モラハラ人間がよくやる罪悪感を煽ってコントロールする作戦に見事に引っかかります。
モラハラ人間による初期選考

モラハラ婚だけなく、ストーカー被害など、ナルシシストによる被害を受ける人の共通点があると感じています。
どんな人とも同じような態度で付き合っている人、どんな人とも同じように付き合う努力をしている人です。
人によって態度を変えない人です。
さらに言うと、まわりの人から、悪口を言われたり、嫌われたりしていない人です。
気の合う人とばかり出会うことは不可能ですから、このような人は、どんな人にも気を遣い、相手の立場に立って考えて、自分を相手に合わせようとする人です。
つまり、優しくて穏やかで、他者への共感性を持ち、他者を尊重する人です。
自分を相手に合わせることで、なんとか、問題が起きないように努力する人ですから、責任感もあります。
奪って得する何かを持った人、誰にでも分け隔てなく接する人。
これがナルシシストの初期の選考基準になっています。
虚言壁を使ってテスト

モラハラ人間(自己愛性人格障害者、ナルシシスト)には、虚言癖があります。
被害者選びに虚言を使います。
自分の虚言を素直に信じるかどうかを試します。
自分の虚言を素直に信じて、驚いたり、同情したりするかを見極めます。
他人を疑うことを知らない純真無垢な人を探しています。
今後の自分の異常な物言いを信じてくれる人を探しています。
虚言を信じようとしない人、虚言だと見抜いて話を早めに切り上げる人は選びません。
現在は、元モラ妻とコミュニケーションが取れないので確認はできませんが、虚言だったかもしれないと思うことがいくつかあります。
それでも、当時、私は素直に信じていました。
ラブボミング(Love Bombing)

誰にでも分け隔てなく接する人の中で、自分の虚言を信じる人だと見なせば、褒めまくりの猛アプローチが始まります。これを心理学の言葉でLove Bombing (ラブボミング)と言います。
褒められたことを何の疑いもなく喜ぶ人や、そこに運命を感じる人は、自己肯定感の低い被害者気質を持っている可能性があります。
あまりに根拠のない褒められ方に違和感を覚えて、距離を取る人は、この段階で被害者候補から外れます。
この一連の流れの中で、モラハラ人間は、被害者気質を持つ獲物を見つけて狙いを定めます。
さらに褒めちぎりながら、猛アプローチを続けます。
モラハラ人間は、獲物を得るまでは、決してモラハラをしないという忍耐強さを持っています。
モラハラ人間が獲物を探し出す方法まとめ
モラハラ人間が被害者を見抜いて狙いを定める過程を紹介しました。
誰にでも分け隔てなく接する人の中で、虚言を素直に信じて、褒めちぎりの猛アプローチを素直に喜ぶ人をターゲットにします。
モラハラ人間は、これらの被害者を獲得するプロセスを意識的にしているわけではないかもしれませんが、とても戦略的です。
普通ではありえない経験をたくさんしているという人が近づいてきたら、それはモラハラ人間の虚言かもしれません。
それまで、褒められたことがないような内容を、褒めまくって猛アプローチをしてくる人は、モラハラ人間かもしれません。
