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離婚調停でとことん都合の良い時点の数字を使うモラハラ妻

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Economic Mediation in New Jersey

これはNew Jerseyの離婚裁判の過程で行われる離婚調停の一つです。

資産分配などの経済的な合意を得ることを主な目的として行われます。

この離婚調停において、モラハラ妻は、よりたくさんの金銭を得ようと、とことん、自分に都合の良い時点の数字を使いました。

本当にここまでするのかと思えるモラハラ人間の利己的な行動の実例です。

モラハラ人間との離婚が大変な理由の一つは、このようにあり得ない要求を平気でしてくることです。

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Image provided by Arek Socha via Pixabay

 

Economic Mediation

邦訳は経済的調停とかファイナンシャル調停になるのでしょうか。

Economic Mediationとは、New Jerseyでの離婚裁判において行われる離婚調停です。

僕の離婚裁判では、2021年6月24日に行われました。

文字通り、資産の分配、アリモニー、養育費など経済的な部分に重点を置いた離婚調停です。一人の中立の離婚弁護士を調停員として立て、離婚する夫婦とそれぞれの弁護士が参加します。

Early Settlement Panel(ESP)で合意至らなかった場合の次のステップとしてスケジュールされます。

ESPの一般的な説明はこちらです。

モラハラ人間との離婚は、一般的に難しいケースになることが多く、僕の場合もESPでは合意に至りませんでした。

 

Economic Mediation Statement

この調停に際して、双方が希望をまとめた提案書を調停員に提出します。

これがEconomic Mediation Statementです。

ここに書かれてモラハラ妻の提案の内容が超利己的でした。自分が得になるようにとことん自分にとって都合の良い数字を拾いました。

 

New Jerseyの家

モラハラ妻は、離婚後も現在の家に住み続けることを希望しています。資産の均等分配が基本ですから、妻は、この家の資産価値の半分を僕に支払う必要があります。

資産価値(Equity)は、評価額から住宅ローンの元本分を引いたものになります。

資産価値(Equity)=評価額 ー ローン元本の残金

モラハラ妻としては、この家の資産価値が低い方が、僕への支払い額が減るので得します。

モラハラ妻は、この自宅の資産価値の算出に、離婚申請書(Compliant for divorce)の提出時の評価額とローンの残金を使いました。

2020年3月の数字です。この調停の一年以上前の時点の数字を持ち出しました。

アメリカでは大きな物価上昇が起きており、僕の家の評価額も日本円で約1千万円ほど上昇しました。

モラハラ妻は、自分の得になるように、一年以上前の家の評価額の上昇する以前の数字を使いました。家の評価額を下げたかったからです。

また、ローンの残金を大きくしたいので、これも2020年3月の数字を使いました。2020年3月と比べれば、2021年の6月の調停時には、ローンの残金が減っているのは当然のことです。

しかも、この住宅ローンですが、僕が払い続けています。僕からローンの50%負担をモラハラ妻に依頼しましたが、モラハラ妻はまともな返事はせず、未だにうやむやにしたまま僕に払わせ続けています。

つまり、自宅の資産価値を下げるために離婚をファイルした時点のローンの残金を提示し、離婚裁判開始後には僕に無理やりローンを支払わせて、離婚後、ローンの残金が減った状態の家を手に入れたいということです。

 

日本のマンション

モラハラ妻は日本人ではないので日本の不動産を獲得する利点はあまりありません。僕は日本人ですし、New Jerseyの家を諦める代わりに日本のマンションを獲ろうと思っています。

モラハラ妻としては、この日本のマンションの資産価値が高い方が得をすることになります。僕が資産価値の半分をモラハラ妻に支払う必要があるからです。

モラハラ妻は、評価額の算出に2006年の購入価格を使いました。

もう15年前の価格です。日本では、この15年デフレ傾向ですから、購入時と比べると評価額は調停時の方が数百万円低いです。

そして、住宅ローンの残金は、何と、一番、払い終えている時点、つまり、調停時(2021年6月)の数字を持ち出しました。

モラハラ妻は、New Jerseyの家と日本のマンションの評価額の算出に全く違う時期の数字を拾いました。

モラハラ人間は、立ち位置がブレまくりです。

どちらも、全く同じやり方で算出しようとも考えないし、15年前の評価額を使うなら同じく15年前のローンの残金を使おうともしません。

立ち位置と算出方法がブレまくりです。

 

拠出確定年金

この年金も均等分配の対象です。僕の給料から毎月積み立てられています。

モラハラ妻は、離婚をファイルした2020年3月と調停時の2021年6月のどちらの時点の数字を使ったでしょうか?

もう分かりますね。2021年6月です。積み立てられていくものなので、現時点の数字を使った方が金額が大きいのです。

大きい方の金額を使ってその半分を請求しました。

 

まとめ

モラハラ妻は、自分にとって都合の良い時点の数字を拾い上げ、不動産の資産価値の算出に使いました。

自分が所有しようとするNew Jerseyの自宅は資産価値が下がるように、自分が手放す日本の方は資産価値が上がるように都合の良い時点の数字を拾いました。

よくここまで出来るなと思えるほどのご都合主義です。

一貫した態度や方法を獲ろうとはせず、立ち位置と算出方法がブレまくりです。

モラハラ人間(自己愛性人格障害者)のこのやり方は基本的に彼らが使うモラハラ論法と同じです。

都合の良い事実だけを拾い上げて繋ぎます。その結果、立ち位置が一貫しません。

モラハラ人間との離婚は大変だなと実感しています。