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モラハラ被害者に落ち度があるとされるのは恐怖と罪悪感から逃れるため。

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モラハラ被害者に落ち度がある

モラハラ被害者が被害を第三者に訴えた場合に逆に加害者扱いされる二次被害が良く起きます。辛くて辛くて訴えたのに逆に加害者認定される二次被害は本当に辛いものです。

関連して、第三者に被害を訴えてた場合によく起きるのが、被害者に被害を受けるべき落ち度があったことにされてしまうことです。

これは罪悪感や自分も被害に遭うのではないかという恐怖から逃れるためです。

最初は、加害者認定の二次被害までは行かないかもしれませんが、被害者は被害を受けて当然、被害者の方が悪かったと言う訳ですから、突き詰めていくと加害者認定の二次被害に繋がります。

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Image by Rudy and Peter Skitterians via Pixabay

まとめ記事はこちらです。

 

被害者に落ち度があることにされてしまう

DVモラハラ被害を第三者い訴えた場合、被害者の落ち度があった言われることが良くあります。

「あなたも悪かったんじゃないの?」

「ただの夫婦喧嘩じゃないの?」

「どこの夫婦にもそんなことあるよ」

被害者としては、「自分が悪いのか?」とかなりショックなことです。

これを経験した人は多いと思います。

 

被害者に落ち度があって欲しい心理

今回も引用させて頂きます。被害者本人でも説明が難しいことを上手に言語化されるなといつも感心しています。

echo168.hatenablog.com

僕もDVモラハラの二次被害に何度かあっています。

こちらのブログを読んで、これもあるなーと思いました。

タイトルの通り被害を聞いた第三者が加害者ではなくて被害者の方に落ち度があると思いたい心理が説明されています。

簡単に説明します。

被害者に何の落ち度もないにも関わらず、悲惨な被害を受けていることを認めてしまうと、もしかして、自分も同じ被害に遭うのではないかと恐怖に駆られます。

無差別殺人は怖いです。自分が被害に遭わなかったのは、自分が事件現場にいなかったからという理由しかありません。

このような恐怖から逃れるために「被害者に落ち度がり、被害を受けて、当然である」ことにしたい心理が働きます。「自分にはその落ち度がないから、そんな被害は受けなくて済む」ことにしてしまいたいのです。

また、怠慢を含む諸事情により被害者を救うことが出来ない、励ますことも出来ない場合があります。

酷い被害を受けている人から相談を受けたのに助けることが出来ないとなると大きな罪悪感を感じます。被害者に落ち度があったことにすれば、この罪悪感から逃れることが出来ます。被害者は被害を受けて当然の人達なので自業自得だ。自分が助ける必要はないと逃げれられるからです。

 

まとめ

DVモラハラ被害者が、被害を訴えた際に、信じて貰えない理由の一つを紹介しました。

信じて貰えないというよりは、「信じたくない」が正しいです。

誰でも罪悪感や恐怖からは逃げたいものです。

加害者のやり方が常軌を逸したものであればなおさらです。

結果として被害者の粗探しとなります。

DVモラハラや自己愛性人格障害が絡む問題は、人間の微妙な心理の隙間にはまり込んで、問題が複雑化したり、被害者が救われない状況になることが多いです。

被害者の方は、このようなことが起きたとしても、気にしないで下さい。

罪悪感や恐怖からは逃げたいのは当然の心理の結果ですし、被害者に落ち度があったことにしたい人達は、決して被害者を助けようとはしないでしょう。ただ、このような人達が加害者側に立つ可能性、つまり、被害者が加害者認定されることがあるので注意が必要です。

相談を受けて「あなたも悪かったんじゃない?」と言いそうになった人は、ちょっと立ち止まって自問して欲しいです。と。

その人に落ち度があることにしたいのは、自分が恐怖や罪悪感から逃れるためじゃないのか?と。