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離婚に抵抗するナルシシスト、抵抗しないナルシシスト。唯一の決定要因とは?

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はじめに

ナルシシスト(自己愛不全者)は、離婚に激しく抵抗することがあります。

しかし、すべてのナルシシストが抵抗する訳ではありません。

その決定要因は、たった一つです。

次の標的を見つけられるかどうかです。

Image by Darkmoon_Art va Pixabay

 

約半分のモラ人は離婚に抵抗する

モラ人が離婚に抵抗することがある事実そのものを知らない被害者が多いと思います。

僕自身そうでした。

異常な要求はしてくるとは思っていましたが、「離婚する!」が口癖だったモラ妻が、まさかこれほど、強硬に離婚に抵抗するとは全く予想していませんでした。

ナルシシズムの学習をして、その他の被害者の手記を読んだり、接したりしての印象では、約半分のモラ人が離婚に激しく抵抗します。

モラ人との離婚を視野に入れている方にはしっかり注意して頂きたいです。

 

抵抗するときとしないときの様相の違い

離婚に抵抗する場合としない場合の被害者側から見える景色はかなり違います。

離婚に抵抗するしないに関わらず、異常な要求をする、複数の申し立て(Motion)を同時に行うなどの異常な攻撃性を示すのは、すべてのナルシシストに共通しています。

しかし、離婚そのものに抵抗するかしないかは、半分半分です。

抵抗しないナルシシストの場合、異常な要求をして、欲しいものを得るために離婚裁判が長引くことはありますが、離婚そのものには抵抗しません。

相手弁護士から異常な要求が届いたり、自分のお気に入りの調停員を探し出して、調停を申し込んできたりと、離婚を利用して、利を得るための行動をとります。

得られるものが得られるなら出来るだけ早く離婚したいという態度をとります。

一方、離婚に抵抗する場合は、このような離婚を進めるための行動を一切取りません。このあたりの態度は一貫していて、離婚を進めるための行動を自らおこすことは一切ありません。本当にゼロです。

死ぬまで離婚裁判をしていても構わないという態度です。

必ず被害者側から、調停を提案する、日程を組むなどの行動を起こす必要があります。

 

離婚に抵抗するナルシシスト

僕の離婚裁判は3年を超えました。モラ妻が徹底的に抵抗しているからです。

何度も書いてきましたが、「あんたほど最低な人間はいない」と人格否定をし、自分はドメスティックバイオレンスを受けてきた被害者だと主張しながら、離婚は絶対にしなくないと抵抗する様子は本当に気持ち悪いとしか言いようがありません。

これまで、何度も妨害工作をしてきました。

分かり易い所では、調停のドタキャンです。調停の数日前にドタキャンします。調停員も忙しいので、次の調停は、一ヵ月以上後、酷いときは2カ月以上後となります。

モラ妻は、これまで、7回の調停のドタキャンをしました。単純にこれだけでも、一年半の無駄な時間が流れます。

その他、裁判所でのヒアリングも2回ドタキャンしています。

調停の日程調整の連絡を候補日の直前まで無視するというのもあります。例えば来月の3日はどうでせすか?という場合の、この候補日の直前まで、返事をしないのです。

返事をしたときには、当然、調停員の予定はすでに埋まっています。

このような遅延工作すべてを数えると17回でした。それぞれが、一ヵ月以上、酷いときは半年の遅延となります。

僕の知る所では、もう、3人、離婚妨害に苦しんでいる被害者を知っています。

離婚に3年かかった同僚がいます。

その他、6年たっても終わっていない人を知っています。

もう一人は、離婚裁判が始まって、それほど経ってはいませんが、相手のナルシシストのは、確実に遅延工作をして、抵抗するだろう人がいます。

この人達の共通項は、次の標的(再婚相手)を見つけられないことです。

自己愛不全者(ナルシシスト)の中には、魅力的でいわゆるモテる人も多いですが、この部類に入れなかった自己愛不全者は、離婚に激しく抵抗します。

 

離婚に抵抗しないナルシシスト

離婚に抵抗しないナルシシストは、とにかく、離婚を利用して出来るだけ多くの財産を奪い取ることに異常な執着を示します。

「離婚しなければ、貰えるものも、貰えないのだから」という態度で、異常な要求はしますが、離婚そのものには抵抗しません。

この人達の共通項は、次の標的(再婚相手)を見つける能力があることです。

社会的な成功も含めて、一見すると、人として、異性としての魅力があります。

離婚裁判中には、次の再婚相手を見つけている場合もありますし、モテることに自信のある人もいます。

すでに見つけている場合や、少なくとも何らかの手応えをすでに得ている人の方が、離婚への抵抗は少ないです。

僕の周囲でこちらに属したナルシシストは100%、離婚後、割と早い時期に再婚しているか、裁判中から交際相手がいます。

婚姻期間中にナルシシストの度重なる浮気に苦しんだという方には朗報です。

その人は離婚には抵抗しません。

 

抵抗の理由

依存症

「離婚する!」や「あんたほど最低な人間はいない!」など相手を貶め続けてきたモラ人が離婚に抵抗するのは、モラハラが依存症だからです。なかなか、普通の人には理解が難しい部分です。

離婚したかったんだから、したらいいじゃないですか?

そんなに最低な人なら、早く離婚したら良いじゃないですか?

暴力を受けてきたのですよね?

このような理屈が通じません。

被害者に問題があるから貶めているのではなく、快感を得るために貶めています。

厄介なのは、これがもう依存症のレベルになっていることです。

貶める相手がいなくなると自分の精神を保つことができません。

モラハラによって得られる快感に依存して生きているので被害者を手放すことができません。アルコール依存症やたばこと同じです。

次の依存先(標的)がいれば、現被害者を手放すことが簡単になります。

 

その他もろもろ依存

一番分かり安いところではお金です。

ナルシシストは、他者から奪うことに異常な執着をしています。何だかんだと理由を付けて働かず、経済的に寄生する状態になったナルシシストは、放り出されると困るので離婚に抵抗します。

自らのDVモラハラが原因で離婚になるのだから、一人で生きていくと腹を括れば良いのですが、この覚悟がなかなかできず、寄生することへの執着がなかなか捨てられないのがナルシシストです。

あの手この手で離婚成立を妨害してきます。

この場合も次の寄生先が見つかれば、現寄生先を手放しやすくなります。

 

非を認められない

離婚後、被害者が、先に再婚した場合に、彼らのプライドが大きく傷つきます。モラ人は、屁理屈と詭弁を使って、常に被害者を見下すことで、快感を得ています。精神を保っています。離婚後、被害者が再婚したら、どうなるでしょうか?

自分が見下していた被害者の方が、人としての魅力に溢れていたことになります。

結婚相手として、人生を共に歩むという選択の中で、他の人から選ばれたとなります。

被害者の方が、配偶者としてナルシシストよりもまともであったことになります。

自分は配偶者として申し分ないが、お前は問題だらけだと主張し続けてきたナルシシストのプライドとメンツが丸つぶれです。

次の標的を見つけることが出来ない、異性としての魅力に欠けるナルシシストは、この自分の方が劣っていたことを認めないために離婚に激しく抵抗します。

離婚しなければ、再婚はありません。

次の標的を見つけられる場合に、離婚に抵抗しないのも同じ理由です。

「ほら見ろ!私の方が魅力的だし、交際のオファーがある!」と優越感を感じます。

ナルシシストの頭の中では、自ら都合の良いストーリーが構築されています。

相手に問題があって離婚になったけど、私はまともだし、優秀で魅力的だから、すぐに次の交際申し込みがありました。

こうなりたいわけですが、往々にして被害者の方が、共感性があり責任感が強いという婚姻向きな特徴を持っています。

次を得られる自信のないナルシシストは、自分のプライドが傷つかないように必死に離婚に抵抗します。

 

とっても分かり易い実例

ご存知の方も多いでしょうが、このストーリーは、モラ妻の異常な金銭への執着の分かり安い実例で面白いなと思います。

www.youtube.com

次を見つけたナルシシストは、離婚に抵抗せず、そうでないと被害者への異常な執着を示すことが、本当に良く分かる実例です。

離婚へ向けてのプロセスが始まり、モラ妻は、最初は抵抗します。

その後、ハイスペックな次の標的(再婚相手)を手に入れ、あっさりと離婚承諾。

しかし、あてにしていた標的から、捨てられます。

その後、元夫への異常な執着を示し、ストーカー行為へと発展して行きます。

 

まとめ

離婚に抵抗するのは、モテないナルシシストです。

ナルシシストとの離婚を迎える人にとっては、相手が離婚に抵抗するかどうかは、とても重要な点です。ナルシシストは、実はとても忍耐強いので、僕のように離婚裁判が3年を超えることもありますし、6年、7年という実例もあります。

抵抗するだろうと予想するならば、長期戦に備えなければなりません。

抵抗しない場合は、異常な要求と攻撃に備えなければなりません。

この記事を参考頂き、まずは、抵抗するかしないかの予測を立てて頂ければと思います。